| GENELEC DSP Monitoring System がスパイス・ガールズのステージ・モニターに使われました |
2008-03-10

人気女性コーラス・グループのスパイス・ガールズがスタートさせた再結成ツアーの音楽監督であるサイモン・エリス氏は、今回のツアーのリハーサル時から本番まで GENELEC DSP モニタリング・システムをステージ・モニターのサウンド・システムとして使用しました。使用機種は 8250A、7270A、GLM ソフトウェアなどです。
ツアーの先々ではつねに音響環境が変わるのですが、DSP モニタリング・システムはどこへ行っても何の問題もなく安定して同じ音響モニター環境を再現していたそうです。
このツアーの先駆けとして FOH エンジニアのレイ・ファーゼ氏が別の SR 現場のキーボート・モニター用として GENELEC 8250A×3 セットを 5 箇月間使用して経験を積んでいました。このときのキーボード・プレーヤーがヴィンス・ベーカー氏で、彼とレイ・ファーゼ氏は個人所有の 8250A を使ってテストを行いました。
この待望のツアーは 2007 年 12 月にカナダのバンクーバーからスタートしました。チケットはなんと発売開始後 38 秒でソールドアウトという衝撃的な幕開けで始まったファン期待の重要なツアーでした。
このツアーで使用する GENELEC 製品の調達は、ロンドンにある GENELEC 代理店「スタジオ・クリエーションズ」社が行いました。ステージ・モニター・システムの規模は相当大掛かりなシステムになることは、みなさんの予想通りです。
コアとなるシステムは、DigiDesign 社の ProTools HD を 4 式の 2.5G Hz CPU の PowerPC(Mac)で駆動するセットが基本になっています。さらに前出の「スタジオ・クリエーションズ」社は、ツアーで使われるプレイバック・システム機器すべてのサポートを 24 時間体制で対応していました。
スパイス・ガールズが参加したツアー・リハーサルは、ロンドンで 3 週間にわたって行われました。リハーサルの前準備はロンサンジェルスで 6 週間かけて水面下で入念に行われていました。
サイモン・エリス氏は、音楽ライターとプロデューサーをしながら昔から GENELEC スピーカーを愛用していたそうです。GENELEC の様々なモデルは彼の個人スタジオで使用され、今回のツアー・セットにはこのような大規模の DSP モニタリング・システムが必要であることに行きついたそうです。
彼のコメントは「GENELEC は非常に高等な音響補正を簡単にしてくれるのでどこへ行ってもつねに安定して明瞭度の高いモニター音を提供してくれます。このことには、ステージで演奏する上で極めて重要なことにあらためて気付きました。私は自分のレコーディング・システムで録音していますが、揺るぎのない基準モニター環境をつねに与えてくれる DSP モニタリング・システムに驚愕しています」というものです。
キーボード・プレーヤーのヴィンス・ベーカー氏は、ステージでもレコーディングでも DSP モニタリング・システムを使用していますが、作業開始時からすでに完成されたモニター環境を手に入れることは重要で、良いアイディアだと感じているようです。彼はステージ上で頻繁にメイン・システムと 8250A セットのどちらかに切り替えています。同じように、このショーの初期設定では使い慣れて熟成された PA 機材に比べて、この DSP モニタリング・システムの方が、PFL の確認時に優れていることが分かったそうです。
FOH エンジニアのレイ・ファーゼ氏は、通常のステージ・モニター用のスピーカーと DSP モニタリング・システムとの違いに注目しています。彼曰く「今まで使ってきたどんなスピーカーよりも GENELEC DSP モニタリング・システムが原音再生に忠実です」とのことです。
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