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TV Skyline の新鋭 3G SDI / 4k HD OB トラックに LAWO を採用

2014-06-17
原文の公開:2014-05-19

ライン渓谷に本拠を置く制作会社「TV Skyline」の新型 Ü7 OB トラックは,最新鋭 LAWO 機材を満載して 5 月 1 日に就役しました。このユニットは同社設備への最新の追加であり,ハイエンド OB トラックのデザインとワークフローに新たなスタンダードを打ち立てるものでもあります。

Ü7 は高品質の大規模制作が可能なように 3 つの調整室と最高 32 の作業場所を備えており,LAWO『mc²66』が占める音声エリアは大きなスポーツ・イベントや音楽フェスティバルの 5.1 サラウンド生放送に最適ですが,ステレオ素材を平行して制作することもでき,ミキシング担当者たちはサラウンド・モニタリングを備えた 4 つの部屋で 5.1 制作を行うことができます。

「2006 年に完成した当社の Ü5 OB トラックには『mc²66』ミキシング・コンソールを 1 台搭載していますが,私たちはその卓を満足して使って来ています」と TV Skyline 社の設立者で CEO の Wolfgang Reeh 氏は言います。「動作はきわめて安定しており,優れた機能を提供してくれますし,仕事ぶりは信頼できるものです。今回私たちが LAWO を選んだことにはもうひとつ理由がありまして,それは LAWO がたゆまず前進していて会社自身と製品システムを進化させていることです。LAWO 社は現世代の『mc²』ミキシング・コンソールによって高品質で人間工学的に最適化された製品を市場にもたらしました。LAWO コンソールのコアと DALLIS I/O システムの機能を備えたこの製品ならば高水準の信号処理が可能です」。

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この『mc²66』の HD コアは 8192 × 8192 クロスポイントのルーティング容量を持ち,レコーディング・モードでは 144 の DSP チャンネル,ブロードキャスト・モードでは 288 の DSP チャンネルを,そして 28 の MADI ポートを提供します。このシステムの DALLIS ステージボックスは光ファイバー回線を介して接続されていて,リダンダント電源ユニットと DSP を使用します。

全長 16.6 メートル,38 トンの Ü7 トレーラーは 1.60 メートルの可動側壁を片側にひとつ備える他に,反対側に 60 cm の引き出し部分が 2 箇所あり,そのひとつに音声調整室が収容されており,最高のリスニングができる音響環境となるように機材配置されています(Wohler オーディオ・コントロールを用いた Dynaudio Air デジタル・スピーカーと K+H システムを用いた 5.1チャンネル・セットアップ)。このフル装備のエリアでは TC Electronic 社製のプロセシングとリミッティングを用いて 256 チャンネルまでのマルチトラック録音が可能です。このトラックの静音空調と布張りの壁とカーペットは「トーンマイスターの仕事場」として相応しい部屋全体の人間工学的なデザインと共に最高水準の技術的・芸術的制作が行えるように細心の注意を払って施工されています。

3 つある調整室のひとつは Ü7 専用の補助トラック(付加的な多機能キャビンとなるもう 1 台の全長 16.6 メートル,29 トンの重量級トレーラー)内に収容されています。

Wolfgang Reeh 氏によると,これら 3 つの調整室は Ü7 のこれからの用途を考える上で重要なポイントです:「スポーツ・イベントの場合,ホスト信号は通常はひとつの調整室内で作られ,ハイライトや編集済みバージョンの番組のような一方向フィードを作るのに第 2,第 3 の調整室が必要です」。

OB バン設計の要求事項決定の際,TV Skyline 社は独自のアプローチを採用しました:「なぜ Ü7 OB トラックが当社の他の OB トラックと大きく異なっているかというと,それはこのトラックが市場の要求事項と当社の要求事項を 2 年間にわたって観察してきたことに基づいているからです」と Reeh 氏は説きます。「私たちは作業場所を 32 まで持つ新しい調整室のコンセプトを,そして私たちのアイディアを制作の未来に伝える技術インフラとアンビエンスを考案しました。これを用いることで,私たちはサッカーの放送からハイエンドなクラシック音楽のイベントまでのあらゆるものをカバーできています」。

TV Skyline について
ドイツのマインツに本拠を置く「TV Skyline」は TV/放送プロバイダーです。20 年以上前に創立された同社が所有する OB トラック軍団はスポーツやショーや音楽の制作のみならず企業や業界のイベントにも活躍しています。TV Skyline 社のスタジオはデジタル化とポストプロダクションも扱っており,また同社は特殊カメラの世界的な製造・供給元でもあります。詳しくは同社ウェブサイト www.tv-skyline.de をご覧ください。

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