トップへ戻るhome
愛知万博 EXPO PLAZA に OTARI Lightwinder LW-55 導入

2005-06-22

stage.jpg

「愛・地球広場」(EXPO PLAZA)のオープン・ステージ RAMSA 音響システムに光伝送システム OTARI Lightwinder(LW-55)が採用されました。

lw55.jpg

ステージ側とミキサー室側の Lightwinder LW-55

840 インチの Panasonic アストロビジョンと RAMSA 大型ラインアレイ・スピーカーが設置された迫力あるステージ側と 64 in 48 out のデジタル卓 RAMSA WR-D600 が設置されたコントロール側との間を光ケーブル 1 本で伝送しています。野外という条件の悪い場所で 200 メートルという長距離で,外来ノイズの影響と伝送ロスを皆無とした高品位の伝送を行うために Lightwinder が採用されました。

OTARI LW-55 は昨年夏に販売を開始し,Lightwinder シリーズとしては第 3 世代の製品となります。簡単に歴史を紐解くと,1996 年に初代 LW-10 が発売され,翌年には PC による集中制御,複数台のユニット接続,そしてモジュール式 I/O により様々な用途に合ったシステムが組める LW-50 が発売され,1998 年の長野五輪でも採用されました。そして今回の LW-55 では,サンプル・レート 96 kHz 対応,小型化,低価格化を実現させたのが LW-55 です。

Lightwinder の特徴としては,上流方向 64 チャンネル,下流方向 64 チャンネルのバスを備え,PC からマトリクスを自由に構築でき,ヘッドアンプ付きの AD モジュールを使用した際には,マイクのゲイン・コントロールもリモート可能な設計となっています。
安全面では,敷設する光ケーブルの 2 重化,また電源に関しても同様に 2 重化されており,万が一メイン回線がダウンしてもサブ回線ですぐ対応できるリダンダント設計となっています。また,デジタル機器の宿命とも言えるディレイは最大(AD→DA)1620 μs,それに光ケーブル長 200 メートル当たり 2 μs という最小限の数値での運用を可能としています。

載誌:プロサウンド 6 月号
記事タイトル:北から南から
プロデューサー:佐藤 和明氏