Gravity Mastering、8250A+7270A で究極の精度を獲得

原文掲載:2011 年 3 月

シカゴの多忙な “Gravity Studios” コンプレックスの一部で、6 年目を迎える施設 “Gravity Mastering” は、様々な受賞歴を誇る GENELEC 8250A バイアンプ DSP モニタリング・システム及び 7270A アクティブ DSP サブウーファーをマスタリング・ルームに設置しました。Gravity Mastering は 2008 年の『Van’s Warped Tour』のコンピレーション、ハードロック・バンド Aiden、オーディション番組『American Idol』のシーズン 9 での優勝者 Lee DeWyze などを含む様々なプロジェクトのレコーディングのマスタリングを行ってきており、スタジオ・オーナー兼主任マスタリング・エンジニアの Doug McBride 氏は GENELEC モニターだけが同氏とクライアントが求める絶対的なモニタリング精度を提供してくれると語ります。この GENELEC 8250A モニターはイリノイ州 Lake Forest のプロオーディオ・ディーラー T.C. Furlong & Associates 社から購入されました。
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「唯一のゴールは正確さでした」、と 18 年前にシカゴのウィッカー・パークの近くに Gravity Studios を開設した McBride 氏は言います。「どんなに汚くても真実を聴かせてくれるようなモニタリング・システムが必要だったんです。自宅には気持ち良く聴かせてくれるシステムを持っていますが、仕事場では真実が必要です」。
McBride 氏によるとこの真実を得る方法には 2 つあります:特定のモニタリング・システムに基づいた設計でマスタリング用のコントロール・ルームをゼロから作るのが 1 つ。もう 1 つがタイム・アライメントや定在波を補正するために最も強力で先進的な DSP を見つけ出すことです。しかし、特にシカゴのような過密な都市環境においてはゼロから作るのは高くつきますし、それでもなお変則的なことが部屋のサウンドに影響するかも知れません。「色々なスタジオやミックスを経験してきていますが、ほとんどのプロジェクトで馴染みの周波数帯域をブーストしたりカットしたりしていたことに気が付きました ―― これはマズイ徴候でした」、と同氏は回想します。「それこそが私の部屋が私に嘘をついていた周波数帯域だったのですね」。
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5 年間にわたってあらゆる形態のスピーカー/モニター・テクノロジーを入念にリサーチした結果、McBride 氏は GENELEC の DSP シリーズに行き着きました。コスト的に無理でもあった部屋自体のオーバーホールの代わりに、GENELEC の DSP ソリューションはまさに驚異に他ならないことが証明されました。「この DSP はこの部屋のレスポンスを 20 Hz から 20 kHz まで 0.5 dB 以内というフラットさに納めてくれました。これは驚くべきことです」、と同氏。「この新しいシステムを使ってマスタリングした最初のアルバムは本当に目から鱗でした。EQ を使うのは 60 パーセント以下で済みましたし、あらゆるディテールをすごくクリアに聴くことができました。私のクライアントは――この人は自分のスタジオも持っているプロデューサー兼エンジニアですけど――うれしさの余り、感謝の長い E メールを私に送ってくれました。それで彼のコメントは私自身の印象と完璧に一致するんです。おまけに、車とかコンピューターとか自宅のステレオや彼のコントロール・ルームのような彼が信頼を置いている色々なシステムを使ったリスニングでも、彼は私が自分の色々なシステムで聴いていたのとまったく同じものを聴いていたのですよ。自分のサウンドをそのまま移転させることに大成功、GENELEC さんありがとう、ってところですね」。

8250A はストレスや歪やポート・ノイズ無しに、充実したクリアでメリハリのある低域を生み出す、フローが最適化された独創的なレフレックス・ポートを特長とする 8050A の確固たる技術に基づいています。先進の GENELEC Directivity Control Waveguide™(DCW™)、丸められたエッジ、そして MDE™(Minimum Diffraction Enclosure™)エンクロージャーの緩やかにカーブした前面と側面を組み合わせたことによって、軸上であるか否かを問わない、驚くほど平坦な周波数レスポンスが生まれました。その他の利点としては、イメージング精度が優れていること、リスニングの疲労が少ないことがあります。

極端に急峻なロールオフ特性を持つ、入念に設計された DSP クロスオーバー・フィルターから、各低歪ドライバー専用パワー・アンプにそれぞれ信号供給されます。8250A は標準で磁気シールド、オーバーロード保護回路、多機能ルーム・レスポンス・コントロールを備えています。GENELEC Loudspeaker Manager™(GLM™)コントロール・ネットワーク及びソフトウェアは 8250A の性能をさらに高めます:GLM™ はレベルと距離による遅延の調整、ならびに GLM コントロール・ネットワークを介する信頼性の高い AutoCal 自動キャリブレーション・システムによる柔軟なルーム・レスポンス改善イコライゼーションを特長としています。8250A はアナログ及び AES デジタル入力の両方、ならびにデジタル・スルー接続を備えています。