低域再生評価用テスト信号

このページでは、お使いになっているオーディオ・システムの低域再生を評価するのに役立つ 4 つの MP3 ファイルをダウンロードすることができます。これらの信号はフル帯域幅のモニターにもサブウーファーにも等しく使用可能です。
1 つの周波数しか含まない信号を「トーン」と呼んでいます。

個別周波数

テスト信号の最初のもの「boink.mp3」は個別周波数トーンのコレクションです。各トーンは 10 サイクル分の長さです。この信号内の周波数は次の通りです:16 Hz、18 Hz、20 Hz、22 Hz、26 Hz、30 Hz、35 Hz、40 Hz、45 Hz、50 Hz、60 Hz、70 Hz、80 Hz、90 Hz、100 Hz、120 Hz、150 Hz。トーンとトーンの間には短いブランクが入っていますので、お使いのオーディオ・システムは連続的に動作する必要がなく、次の反応までに充分に回復することができます。この信号を再生する際、トーンの純度に注意してください。このトーンには濁りがなく、すべてのトーンは同じレベルである必要があります。歪やノイズやガタガタする音が聞こえた場合はオーディオ・システムと部屋をチェックしてください。発生源はお使いになっているスピーカーかも知れませんし、リスニング・ルーム内で共鳴している何かや、スピーカーに信号を供給しているオーディオ機材である可能性もあります。この信号は連続的ではなく、実際の音楽と同様にオーディオ・システムにストレスを与えますし、なおも分析的かつ充分に明確なものですので、お使いになっているシステムの出力能力をテストするのに特に便利です。低めの音量レベルから始めて、だんだんと高いレベルでテストを行ってください。どんな変化にも注意を払ってください。

スイープ・トーン

2 つめのテスト・トーン「sweep1.mp3」は 10 Hz から 150 Hz の周波数範囲でリニアに変化するトーンを含んでいます。この信号のレベルは一定のままが保たれています。どの周波数でオーディオ・システムが鳴っているの聞こえ出すかやこの周波数範囲でどの位正確に音圧レベルが一定に保たれるかをチェックしたり、リスニング位置でレベルに明らかなディップ(落ち込み)やピーク(盛り上がり)がないかどうか調べたりするのに、この信号を使えます。また、共鳴するカーテン・レールや特定の周波数でがたつく家具などの部屋の中で問題な構造物を特定することもできます。

ピンクノイズ

3 つめの信号「pink.mp3」はノイズを含んでいます。この「ピンク」ノイズはノイズに含まれる全周波数を等しく聞こえるようにする独特な特性(オクターブ毎の等しいパワー、オクターブ毎にパワー・デンシティーが 3 dB 減少する)を持っていますので、このピンクノイズは周波数特性の非常に微細な差を効果的に暴き出すことができます。この信号はお使いになっている音響システムに行った変更の効果を A/B テスト式に比較するのに優れた信号です。ピンクノイズは実際の音楽信号に似たスペクトラムを持っていますので、音響システムに同様なストレスを与えます。また、お使いになっている音響システムをオクターブバンドまたは 1/3 オクターブバンドのリアルタイム・アナライザーを用いて較正するのに、この信号を使うことができます。

85 Hz 正弦波

4 つめの信号「85Hz_sinewave.mp3」は GENELEC サブウーファーの位相調整用のトーンを含んでいます。7050B と 1092A と 1094A はテスト・トーン・ジェネレーターを内蔵していませんので、位相コントロールを正しく設定するのに 85 Hz テスト・トーンが便利です。使い方はサブウーファーの取扱説明書やクイック・セットアップ・ガイドに記載されています。これはフルスケールの信号ですので、テストを開始する前に音量を絞っておいてください。