モニターの性能を最高度に引き出すにはどのように部屋を音響的に処置したらよいでしょうか?
これは部屋の構造や残響時間、音の反射と屈折、材料の特性等に関わる極めて広い話題ですので、リスニング・ルームが備えるべき最も重要な特長のチェックリストを掲げるだけにしておきましょう:
- 第一に、平行する壁面のないリスニング・ルームを選ぶか建ててください。
- 残響時間は短くかつ周波数が滑らかになるようにしてください。
- 反射音のレベルが直接音の音圧レベルよりも少なくとも 20 dB 低くなるように、反射の主な源を処理してください。
- 一般的に、音響拡散板(ディフューザー)を使う場合は部屋のうしろ側に配置してください。
- モニターをフラッシュ・マウントする場合は、前側の壁は堅く滑らかな表面を持つようにしてください。
- モニターを自立スタンドに乗せて使う場合は、前側の壁は吸音タイプにしても構いません。
部屋の音響的処置が完了したらモニターを設置できます:
- 国際的規格の角度に従ってモニターを配置してください。
- 側面及び背面の壁からキャンセレーションが低域周波数領域に影響しないように、モニターを部屋の中に配置してください。
- 水平面かつ垂直面でリスニング地点を狙うようにモニターの角度を決めてください。
- 平坦な周波数特性になるように取扱説明書/クイック・セットアップ・ガイドの記載に従ってトーン・コントロールを設定してください。