接続に関して



このシステムに付属してきたすべてのケーブルをつねに接続している必要があるのですか?

必要ありません。接続しておく必要があるケーブルは AES/EBU 信号ケーブルと電源ケーブルだけです。DSPシステムはスタンドアローン・モードで運用でき、次の 2 通りで設定できます:

  1. システムは 8130A の背面ならびに SE7261A のコネクター・パネル上のスイッチ類を使って設定されます。この場合、GLM コントロール・ネットワークは不要です(スタンドアローン──Manual Controls──モード)。
  2. システムは GLM コントロール・ネットワークを用いて、そしてスピーカーの内部メモリーにアップロードされたパラメーターを用いた GLM を使って設定されます。これが完了したらネットワークは外しても構いません(スタンドアローン──Stored Controls──モード)。

どちらの場合も、ミュートやグループやその他の機能を GLM で制御することはできません。また、音量調節はソース側で行う必要があります。

USB ケーブルと GLM ネットワーク・インターフェイスとネットワーク・ケーブルは、GLM を使ってモニタリング・システムをネットワーク・コントロール・モードで動作させるときのみ、接続する必要があります。

GENELEC 8200A キャリブレーション・マイクと測定用信号ケーブルは AutoCal を動作させるときのみ接続する必要があります。



音源のアナログ出力とデジタル出力のどちらを使えますか?

8200 シリーズ・スピーカーの場合、アナログ信号はアナログ入力に、AES/EBU 信号はデジタル音声入力に接続されます。これらの信号は混用されることがありません。というのも有効なデジタル信号クロックがあるとデジタル入力が強制的にアナログ入力よりも優先されるからです。

7200 シリーズ DSP サブウーファーの場合、アナログ入力がありませんのでアナログ信号は接続できません。信号の種類がアナログならば、7000 シリーズ・サブウーファーを使わなくてはなりません。あるいは、7200 DSP サブウーファーの手前で 8 チャンネル A/D コンバーターを使うこともできます。



S/P-DIF 信号、AES/EBU 信号どちらを使うべきでしょう?

デジタル入力には AES/EBU 信号を接続できます。S/P-DIF 及び AES3id 信号も使用可能ですが、インピーダンス変換器を用いる必要があるという制約が伴います。



7200 シリーズ DSP サブウーファーをどのようにアナログ・ソースに接続するのですか?

アナログ・ソースを 7200 DSP サブウーファーに接続する唯一の方法は 8 チャンネル AES/EBU(AD)コンバーターを用いることです。この手のコンバーターは様々な価格帯のものが市販されています。あるいはまた、アナログの 7000 シリーズ・サブウーファーと 8200 シリーズ・スピーカーのアナログ入力を使う方法もあります。



7000 シリーズ・サブウーファーをどのように 8200 シリーズ DSP スピーカーに接続するのですか?

アナログの 7000 シリーズ・サブウーファーはアナログ信号を使って 8200 シリーズ DSP スピーカーに接続できます。



この DSP 製品に標準的な CAT5、CAT5e、CAT6 Ethernet ケーブルを使用できますか?

できます。GLM ネットワークは、ネットワーク上の全スピーカー及びサブウーファーを接続するのに、標準的な Ethernet ケーブルを使っています。GLM コントロール・ネットワークが用いるデータ・レートは Ethernet の標準からすると低いため、信号は信頼性を持って伝送できます。

CAT ケーブル各種の違いは最高転送データ・レートです:CAT5 のレートは 100M、CAT5e のレートは 350M、CAT6 と CAT6e のレートはソースに応じて 550M か 1000M で、CAT7 のレートはおそらく 700M もしくは 1000M です。CAT5 及び CAT5e のどちらも 100Ωインピーダンスならびに 100 MHz までの転送レートをサポートする電気的特性を有しています。CAT5 と CAT5e との間には電気的な違いがあります:キャパシタンス、周波数、抵抗値そして減衰率です。



8200 シリーズ DSP スピーカーを Ethernet ネットワークに接続して他の部屋から制御できますか?

できません。コントロール・ネットワークを Ethernet 信号に接続しないでください。GENELEC DSP モニターは GENELEC 独自の GLM ネットワークにのみ接続可能です。スピーカーへの通信の純度を最大限に確保するために、また、渋滞しがちな一般のネットワークから完全に切り離して保護するために、そしてアクセス範囲を制限するために──誰かがスタジオ外からスピーカーを制御しているなどという事態は望みません──GLM ネットワークは独自の通信プロトコルを使っています。



USB 音声出力はどのように接続するのですか?

GENELEC DSP スピーカーへの入力接続は AES/EBU デジタル信号をサポートする XLR タイプです。AES/EBU 信号フォーマットをサポートしていませんので USB 音声ソースは使用できません。



8200 シリーズ DSP スピーカーを DAW ソフトウェアにどのように接続するのですか?

コンピューター上の AES/EBU デジタル出力を 8200 シリーズ・スピーカーのデジタル入力につなぐか、あるいはコンピューター上のアナログ出力を 8200 シリーズ・スピーカーのアナログ入力に接続してください。信号のタイプに応じて適切なサブウーファーをお使いください:アナログならば 7000 シリーズ、デジタルならば 7200 シリーズ。



チャンネルのペアリングはすべて分かりますか?

システムの接続を行う前に各 AES/EBU ケーブル内のチャンネルは分かっている必要があります。通常これは制作スタジオの場合に当てはまります。機材やマルチチャンネル・フォーマットが異なればチャンネルのペア方法や順番も異なります。ケーブル接続の間違いを避けるための一助として、GLM DSP スピーカー・マネージャー・パッケージには粘着式のケーブル・ラベルが付属しています。これを使うこと強くお薦めします。



音声規格やネットワーク・プロトコルが変わったらどうなりますか?

このネットワーク・プロトコルは独自特許システムですので GENELEC の管理下にあります。このプロトコルはもう 5 年以上存在しており、極めて安定していることが実証されています。ネットワーク・プロトコルに対する変更はおそらくユーザーの目には見えない形になり、GLM とファームウェアのアップデートを介して反映されるでしょう。

プロオーディオの規格は頻繁には変わりません。AES/EBU 規格は長年が経過しており、広く使われていて頑強です。新たな音声規格が AES/EBU 同様に広く受け入れられるようになった場合は、もちろん考慮します。



サブウーファーのあるシステムに音声ケーブルをどうやって接続するのですか?

音声ケーブルをまずサブウーファーに接続し、そこからスピーカーに接続してください。

GLM™ アニメーション