ルーム・レスポンス・コントロール
[Room Response Controls]
- Bass Roll-Off
- Bass Tilt
- Treble Tilt または Roll-Off
- Bass Level
- Midrange Level
- Treble Level
モニターを正しく動作させるには
GENELEC モニター・システムは多機能なルーム・レスポンス・コントロールを提供します。GENELEC のモニター・システムは、全空間[full space](制限する境界がない)内と半空間[half space](制限する境界が 1 つ)内の両方において最適の周波数特性が得られるように入念に設計されていますが、このようなことはスピーカー設計者にとって標準的な設計目的です。しかし、通常の部屋が全空間や半空間として存在することはまずあり得ません。GENELEC モニター・システムはこの事実を尊重しています。
低域の応答を最適化する
低域用には 2 つのコントロール(2 ウェイ・システム)か 3 つのコントロール(3 ウェイ・システム)があります。 3 ウェイ・システムの場合、ベース・チルト[Bass Tilt]機能はシェルビング・フィルターとして働き、スピーカーが壁の近くに配置されたり、フラッシュ・マウントされたときにモニター・システムのパワー応答を最適化できるようにします。 ベース・ロールオフ[Bass Roll-off]は設置が異なってもシステムの超低域特性を最適化できるようにさらなる制御を提供します。
高域での適切なバランス
高域用にはトレブル・レベル・コントロール(2 ウェイ・システムではトレブル・チルト)とミッドレンジ・レベル・コントロールがあり、これによってリスニング地点でのトレブル[高音]の中域に対するバランスを最適化できます。 コントロール・ルームの残響時間が高域でかなり異なる場合やスピーカーからかなり離れた地点でリスニングが行われる場合にこの調整が必要になるかも知れません。
どのコントロールがサポートされているかは個々の GENELEC モニター・システムのデータシートをご覧ください。 最後に一言申し添えるとすると、これらのコントロールは審美的なものではありません。これらのコントロールの設定に当たっては、精密音響レスポンス計測機材を用いることと注意深くリスニングを行うことを強くお薦めします。
各スピーカーの取扱説明書には色々な設置に対する望ましい周波数特性コントロール設定のリストが含まれています。これらの設定は実践的な長い経験そして様々な種類のコントロール・ルームの測定をもとに開発されています。 周波数特性の最適化に関してご質問がある場合はお気軽にお問い合わせください。
