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Jünger Audio Helps Two US Broadcasters Comply With CALM

2013-03-01

WBPH-TV and WMBC-TV choose Jünger Audio’s T*AP Package - TV Audio Processor as their ‘one-box’ Loudness Control solution

ベルリン発:放送音声のラウドネスに関する米国の新たな CALM(Commercial Advertisement Loudness Mitigation:商業広告の音量緩和)法規の実施により,多くの放送局は FCC の遵守事項を満たせるように自局の音声出力を処理・制御・記録する有効な方法を探すことになりました。
市場には多数のソリューションがありますが,フィラデルフィアの「WBPH」とニュージャージーの「WMBC」は(この 2 つの局はエンジニアリング上のアイディアとリソースを共有する 2 つの隣り合う市場にいます)互いの技術的な専門知識を集結させて最も適したラウドネス制御システムを調査し,その結果としてどちらの局もドイツのメーカー Jünger Audio が出している『T*AP』テレビジョン・オーディオ・プロセッサーを購入することにしました。
ペンシルベニア州アレンタウンにスタジオとオフィスを持つ独立系のフルパワー・テレビ局「WBPH-TV」はローカルなケーブル局や DirecTV や Dish Network 等によって運営されています。「WMBC-TV」はニュージャージー州ニュートンに本拠を置く独立系のフルパワーの商業テレビ局です。この局の番組はニュージャージー及びニューヨーク地域で地上波やケーブルテレビや衛星で見ることができます。
WBPH-TV の技術長 Daniel P. Huber 氏と WMBC-TV のマネージャー Victor Joo 氏は二人とも Jünger Audio の『T*AP』テレビジョン・オーディオ・プロセッサーが適切な解決策であると考えました。というのも,『T*AP』は FFC の要求事項に従って音声出力を処理・制御・記録できるからです。それもたった一つのボックスで。
主にテレビ送出施設用に設計されたこのワイドバンドの 8 チャンネル・プロセッサー(8×1,4×2,5.1+2)は最大 8 チャンネルの音声に対して,ラウドネス制御やアップミックス,サラウンド・サウンド処理を提供します。ITU 規格に準拠し,ATSC A/85 及び EBU R128 ラウドネス勧告による要件を満たす本機は Jünger Audio の名高い『LEVEL MAGIC™ II』アルゴリズムを用いて自動的かつ適応的ラウドネス制御に特化しています。5.1 Downmix や Jünger Audio の 5.1 UPMIX 回路以外にもオプションの Dolby デコーディング及びエンコーディング(AC-3,E-AC-3,HE-AAC)やメタデータ管理が用意されています。『T*AP』は AES デジタル入力ならびにインターフェイス・スロットを介してSDI の全バージョン(SD,HD,3G)を含む一般的な他の音声フォーマットを扱うことができ,フロント・パネルやウェブ・ベースの GUI から,またリモート・コントロールと GPI からも制御可能です。
WMBC は 3 台の Jünger Audio『T*AP』ユニットを購入し,そのすべてをニュージャージー州ウェスト・コールドウェルにある自局のマスター・コントロール・ルーム(カット・スタジオ)に設置しました。WBPH は『T*AP』1 台をペンシルベニア州アレンタウンにある自局のマスター・コントロール・ルームに設置しました。
「CALM 法規は他の FCC 指令と同様にテレビ局にとっていつも一番の気がかりであり,多くの局は「安全」でいるために,あるいは多分,少なくとも横並び状態でいるために急いでトレンドに従うのが普通です」と Daniel P. Huber 氏は言います。「私たち WBPH の場合,FCC の要求事項に応えるためにしばしば通常の選択肢以外も調べる必要があり,Jünger Audio がそのようなケースでした。近い将来にチャンネルを追加することも予想されますので,WBPH には当面の要求があるものの,簡単に拡張できて欲しいということもありました。Jünger Audio はこの要求に 1 ユニットで 4 チャンネルを提供する『T*AP』1 台で簡単に応えてくれました。」

Huber 氏は『T*AP』ユニットの米国のテレビ局向けプリセット A85 に特に感銘を受けたと付け加えます:「やる必要のあったのはプリセット選ぶことだけで,そうしたらすぐに FCC 指令に適合していました。プリセットは簡単に変更でき,望むのであれば音楽からトーク等まであらゆる音声シチュエーション用にカスタム設定を作ることができますが,指令には締め切りがあり,大抵は機材が使えるのはぎりぎりになってですから,プリセットはとても良いですね。」
WMBC-TV の場合,『T*AP』を設置することでストリームによってコンテンツの音声レベルが異なるという問題も解決されました:「『T*AP』を設置する前は,私どものマルチキャスト放送の多くは(7 つの映像チャンネルと 2 つの音声チャンネル)いつも様々なフィードの音声レベルが変動していました」と Victor Joo 氏が説明します。「あらゆるフィードにわたって一貫性のある音声レベルを確保することで『T*AP』プロセッサーがこの問題への解決策を提供してくれました。『T*AP』を 1 箇月以上使っていますが私たちの音声信号の質が大いに改善されましたのでその結果には満足しています。音声制御ソリューションに『T*AP』を選んでとても良かったです。」
コンパクトさや,フロント・パネル上の音声レベルのリアルタイム表示や PC を介した詳細表示もそうですが,WPBH-TV と WMBC-TV のどちらも『T*AP』のチャンネル毎のコストを考えるとこのユニットは非常に魅力的であると言います。しかし,この 2 局にとっての一番のセールスポイントはオンボードのロギング機能でした。
「私たちはラウドネス制御のソリューションの他にロギング用の別ユニットも探していましたので,1 つのボックスでどちらの機能も行ってくれるという点で Jünger Audio の『T*AP』プロセッサーが気に入りました」と Huber 氏は付け加えます。「FCC によって義務化されたロギング要件は解釈次第というところが多々ありますから,私たちは 24 時間年中無休で自分たちの全音声チャンネルのログを録ることができるフルタイムのロギング・ソリューションを探していました。Jünger Audio は PC 用のロギング・プログラムによってこれを行ってくれます。全コンポーネントに IP アドレスを割り振ったりして,全体的に見てなかなか賢いユニットです。」
このような重要な機材に投資するテレビ局は設置する際に適切なサポートが得られるかどうかを知る必要があります。両方の局に技術的なバックアップを提供することで Jünger Audio はこれをしっかり行っています。
「あなたがエンジニアであるならば物事には 1 つや 2 つの小さな不具合があるのには慣れっこになっているでしょう。必要な音声はすべて事前にパッチしておきましたので今回の設置もごくシンプルなものになるはずだったのですが,やはりちょっとした問題がありました」と Huber 氏が解説します。「Harmonic 社の Electra エンコーダーが,音声のみ・非ビデオ同期の 2 つのラジオ・チャンネルにバイパスすると聞こえなくなるという不具合を生じさせるような方法で,ビデオからの同期信号を用いていることが分かったのです。これは Jünger Audio のユニットの不具合ではなく,今までこのようなペアにされたことのなかった Harmonic 社のユニットと J?nger Audio のユニットとの間のハンドシェイクの問題でした。この問題は Jünger Audio の Anthony Wilkins さんとその技術的サポート・チームから受けたサポートのおかげですぐに解決されました。」

Anthony Wilkins of Junger Audio with Victor Joo of WMBC

Daniel P. Huber, Chief Engineer  at WBPH-TV