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Jünger Audio,MPEG-H TV音声システム向けのLevel Magic選択的ラウドネス処理を提供

2015-07-13

Jünger AudioのMPEG-Hオーサリング/モニタリング・ユニット

Jünger Audio と Fraunhofer IIS は新たな MPEG-H TV 音声システム用のマルチチャンネル・モニタリング/オーサリング・ラウドネス・プロセッサーのプロトタイプをを展示します。Jünger Audio のテクノロジーによって MPEG-H システムを用いる放送局は,従来のラウドネス制御方式の副産物を処理することを避けながらラウドネス規制に従うことが可能になります。米国の放送局は CALM 法によってうるさい広告が制裁の対象となったので,多くの TV ネットワークや地方局やケーブル/衛星テレビのオペレーターは予防手段としてラウドネス処理を採用しました。これに利用されている技術は信号経路内の各ポイントで放送番組の再処理を必要とし,コマーシャルだけではなく番組のダイナミック・レンジの損失を招きました。その結果,放送音声の全体的な質が劣化しかねません。

この新しい MPEG-H システムでは,コンテンツには適切なラウドネス制御のために処理済みまたはレベリング済みであることを示すタグを付けることができます。これによって,複数のレベリング処理による劣化を避けるために未処理コンテンツだけにラウドネス制御が有効になるような管理されたラウドネス処理が可能になります。これはコンテンツが放送されるときにリアルタイムで行われます。

この選択的自動ラウドネス制御機能は Jünger Audio が Fraunhofer IIS と協力して開発した MPEG-H オーディオ・モニタリング/オーサリング・ユニットに組み込まれています。このユニットはアトランタで 7 月 12 日〜16 日に開催される ATSC 3.0 のオーディオ・デモンストレーション・イベントで展示される予定です。

「Jünger Audio さんとこの製品で一緒に仕事ができて心躍るものがあります。一貫したラウドネスに対する視聴者の要望を満足させながら優れた音質を放送局にお届けできるようになりますから。これは MPEG-H のようなオープン・スタンダードを使うといかに技術革新が速くなるかの例でしょうね」と米国 Fraunhofer 社の Division General Manager である Robert Bleidt 氏は言います。「これで見込んでいる用途の1つがネットワーク支局でのラウドネス制御です。ネットワーク信号は配信の前にレベリングが施され,Jünger Audio のプロセシングは何もしません。支局によってインサートされたローカルな広告と番組だけが処理されますので,音声が二重に圧縮されることが回避されます」と同氏は付け加えます。

「提案された新たな没入型音声フォーマットに用いるマルチチャンネルのモニタリング/オーサリング・ユニットの開発を始める際に,最高の音質と一貫していてかつ既存の規制や勧告に従ったラウドネスを確保するためには効率的なラウドネス制御が最初から重大な要件になるだろうことが分かりました」と Jünger Audio の Managing Director である Peter Poers が説きます。「Level Magic™ ラウドネス・マネジメント・アルゴリズムを開発した経験がある当社は,放送局が,予知可能で信頼できる結果を伴う改善されたリスニングという恩恵をエンド・ユーザーに確保しつつ,新たに出現する音声フォーマットに確信を持ち,最小限のワークフロー変更で移行できるようにする高性能の技術を提供するまさにうってつけのポジションにいることになります」。

Jünger Audio Level Magic™ ラウドネス処理は全世界で 23,000 チャンネル以上が用いられている業界標準とも言うべきものです。耳で聴いても分からないように設計されたこのアルゴリズムは供給される音声の構造に対して高度に適応的であり,ユーザーが設定する必要のあるパラメーターはごく少数に限られています。これによって,ポンピングやブレシングや歪のような不要な副産物が無く,選択した規格に準拠した音声が得られます。