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日本語取扱説明書&技術解説:高精細デジタル・オーディオ

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96 kHz での高精細デジタル・オーディオ

世間にはデジタル・フィルターは堅く金属的な音がして、暖かみや明瞭さやダイナミックな感じがなく、ステレオ・イメージングも乏しいという評価があり、サウンド・エンジニアの多くは「単純に高品質アナログ・フィルターの方が良い音がする」と考えています。アナログ・フィルターと旧来のデジタル・フィルターとの違いは結局のところフィルターの周波数範囲に関係があります。周波数範囲はサンプル・レート(40 kHz または 50 kHz)の半分つまり 22 kHz 周辺に急峻に制限されている伝統的なデジタル・フィルターよりもアナログ・フィルターの方があきらかに広く、その結果、振幅及び位相特性における非線形はカットオフ周波数よりもかなり手前で生じることになり、高域でのカラーレーションにつながります。

優れたアナログ・フィルターに匹敵する音質を有するデジタル・フィルターを実現するには、対応する伝送特性もデジタルの形で設計されなくてはなりません。高品質デジタル・フィルターは優秀なアナログ・フィルターと同等に高域で良い音がしなくてはなりませんが、これを実現するにはより高いサンプリング周波数が必要です。音声帯域に対してサンプル・レートが高くなれば高くなるほど周波数軸での歪は低減されます。

Jünger Audio のデジタル・フィルター・プロセッサー Model E07 は内部的に入力信号のサンプル・レートの 2 倍で動作し、約 40 kHz までのフィルタリングを提供して信号の歪を音声スペクトラムの外に移動することができます。その結果、ずっとクリーンな音声信号が得られます。リスニング・テストはよりリアルで「本物らしい」音がするという優れた結果を呈します。ステレオ・イメージングは保たれ、残響の漸減は「金属的な」成分もなく自然です。これは、結果を測定すれば高域での改善と位相特性の改善がはっきりと示されますので技術的に証明できます。