2015-01-27

LAWO 社,オーストラリア・オープンにサービスを提供

レンタル・プロバイダーの Gearhouse Broadcast 社は 2015 年最初の大きな国際スポーツ大会「Australian Open tennis tournament」の放送に 9 台の LAWO『mc²56』オーディオ・ミキシング・コンソール,21 台の LAWO『V__pro8』ビデオ・プロセッサー・ユニット,1 台の『Nova73 HD』ルーターを投入しました。

伝統的にこのトーナメントはテニスのエリートたちをメルボルン・パーク内の 30 個のテニス・コートに呼び寄せています。彼らはそこで午前 11 時から夜遅くまで栄誉ある勝利とシングルスの勝者を待ち受ける 2,100 万ユーロの賞金を巡って互いに戦い合います。決勝戦は 14,820 人のテニス・ファンが見守る Rod Laver アリーナにおいて 2 月 1 日に行われます。

Gearhouse Broadcast 社がこの LAWO システムをセットアップして運用開始するのをサポートするために LAWO 社のスタッフが渡豪しました。9 台の『mc²56』コンソールのうち,5 台は『Nova73 HD』を介してネットワーク化されてホスト放送業者 Tennis Australia 向けの音声フィードを提供します。これらのミキサーの 4 台は Rod Laver アリーナ,Hisense アリーナ,Margaret Court アリーナ,及び第 2,3,6,8 コートからの音声を分配するのに用いられ,さらに 1 台の『mc²56』が放送権取得事業者への国際フィードを提供します。すべてのステージボックスは中央の『Nova73』ルーターに連結され,アクセス権限管理機能によって個々の音声・コントロール・ルームに割り当てられています。ミックスされた 5.1 サラウンド信号はエンベディングのために『V__pro8』ユニットへと送られます。

「分配の柔軟性を持つシステムを構築することが設計段階においての重点であり,システムをネットワーク化することを選択した理由でもあります。トーナメントの初めのころにはコート上でいくつか予想外のことがありましたが,この技術インフラは期待した通りに実に良く持ちこたえました」と Gearhouse 社シニア・オーディオ・エンジニアの Nick Bowey 氏は言います。

「ネットワーク化されたシステムが元々持っているレジリアンスのおかげで,私たちは 6 つのシステムにわたって拡張されたマトリクス機能を使って信号の究極的な制御を見てポンで行えました。ネットワーク化された信号の分配と複製によってバックアップのコントロール・ルーム一式も提供できました」と Bowey 氏。続けて:「ホスト放送業者である Tennis Australia はこのセットアップとそれに作り込まれたリダンダンシーに大いに満足してくださっていますし,オペレーターの方々は LAWO コンソールを気に入って使っています」。

Gearhouse 社は放送権取得事業者である ESPN,Tennis Channel,Channel 7,WOWOW にも追加で 4 台の『mc²56』ミキシング・コンソールを供給しています。

最大のインスタレーションは地元放送局である Channel 7 のものです。ここで使われるコンソールはは 48 チャンネルの MKII で,16 チャンネルのフェーダー・モジュールを 1 基追加してあります。全チャンネルは 5 枚の DSP カードからのチャンネルが割り当てられた両レイヤーともフルに使われています。このコンソールは 2 系統の個別モニタリング出力を備えたスプリット・モードで運用されています。

「全体的に私たちはここメルボルンでの結果にはとても満足しています。最終的な制作物と出力を聴いていただければ,そのことが分かっていただけると思います」と Bowey 氏はインタビューを終えました。