2015-03-11

キャンベラの 1CMS,LAWO『crystal』ソリューションを用いて改修

LAWO のオーストラリア代理店 Professional Audio & Television(PAT)は,キャンベラを本拠とするコミュニティ放送局 1CMS に LAWO『crystal』システムを納品して,設定から引き渡しまでを行いました。

PAT はすでに 2013 年に 12 フェーダーの LAWO『crystal』コンソールを1台納入していますが,今回は 12 フェーダーの『crystal』コンソールを2台と『crystal』ベース・ユニット・フレームを1台を納めました。3台のコンソールはメイン・オンエア・スタジオ2つと制作スタジオ1つで使われることになっています。3つのスタジオは音声のネットワーク化のためにどれも MADI 光ファイバーを介してメインの LAWO『crystal』ベース・ユニット・フレームに接続され,一方で IP コントロール・ネットワークによってトークバックや問題発言回避遅延のような論理制御が可能になります。

このシステムのプログラミングを行ったのは PAT の放送技術者 Nick Brown 氏です:「システムが簡単に使えるのはそのままに,LAWO ならではの柔軟性をフルに提供したかったのです。LAWO の『zirkon』コンフィギュレーション・ソフトウェアを使って,オンエアの実行,トークバックや問題発言回避遅延等の機能をここ PAT 社内でプログラムしました」。1CMS のシステム・インテグレーター Josh Parkinson 氏がシドニーの PAT 本社でこのシステムを検収しました。「PAT は極めて詳細な仕様に沿って作業し,私はその結果と PAT のエンジニアリング・チームから受けたカスタマー・サービスに大いに満足しています。この新しい LAWO システムは必ず 1CMS に最新鋭の放送技術を提供してくれることでしょう」。

各スタジオ自身もライブ放送への切り替えが可能ですが,LAWO『crystal』ベース・ユニット・フレームもオンエアの実行と CODEC を管理するのに使用できます。このベース・ユニットはリダンダント PSU を内蔵しており,カスタム設定された『VisTools』のコントロール画面から制御されて,各スタジオのレベル・メーター表示やオンエア経路,衛星へのフィード,音楽サーバーのメーター表示も行います。

1CMS のスタジオ 1 及び 2 は,昨年リリースされたこの新型 LAWO『crystal』コンソールが設置されるオーストラリアで最初のラジオ・スタジオとなります。『crystal』は LAWO オーディオ・ミキシングの世界へのコスト効率の高いエントリー・モデルで,LAWO の名を高めた柔軟性とカスタマイズ対応能力を備えます。他の LAWO 製品と同様に『crystal』コンソールには完全な RAVENNA/AES67 互換性がありますので公開 IP ネットワークでの運用が可能です。

(写真(左から右に):Nick Brown 氏(PAT)とシステム・インテグレーターの Josh Parkinson 氏)