2015-07-15

讀賣テレビ放送,LAWO を用いて技術インフラをアップグレード

大阪に本拠を置く讀賣テレビ放送(YTV)は日本の関西地区にニュース,スポーツ,ドラマ番組を届ける他にテレビ番組や映画も制作していて現在それらは国外での配信用に 20 以上の言語に翻訳されています。YTV はアニメ制作でも良く知られており,国内外で高い評価を受けています。

YTV の放送制作作業を支える技術インフラはつねにアップデートされています──そして中心的な役割を果たすのは LAWO テクノロジーです。YTV はドイツの LAWO と直接,また LAWO の日本代理店オタリテックとも緊密な関係を持っており,それは LAWO 機材の性能と信頼性そして両社の積年のサービス記録に基づくものです。現在も進行を続ける YTV 施設の発展には,先頃のスタジオの改修と日本国内で販売された最初の LAWO『mc²36』ミキシング・コンソールに基づく新規 OB ユニットの立ち上げが含まれています。

『mc²36』は LAWO が「オールインワン」ミキシング・コンソールを開発した結果で,柔軟性と使い易さ,納得の行く価値を実現するように設計されています。コンパクトなサイズ,そして DSP と I/O を内蔵したことによって,このコンソールは OB バンやスペースの限られた固定設備,運搬を考慮する必要のあるレンタル会社に最適になっています。

モバイル用途に設置されたこの新しい 16 フェーダーの『mc²36』には LAWO の信頼性と先を見据えた設計哲学への評価の高さが反映されています。「この安定性,操作性,音質が気に入っています」と YTV の方は言い切ります。今は完了してスポーツやイベントの放送に使われていますが,このプロジェクトが始まったのは 2014 年の秋でした。

YTV 大阪本社のスタジオのサブルームの更新はそれよりも前の 2014 年 2 月にメイン・コントラクターである Crescent Co. の監修の下で開始されました。このアップグレードの中心となるのは 16 フェーダーの『mc²56 MkII』コンソールと 48 フェーダーの『mc²66 MkII』コンソールのペアです。各コンソールは 4 基の DSP プロセッサーを装備し,入出力と割り当てを管理する LAWO の新型『Nova 73 Compact』ルーターとの Netlink インテグレーションを用います。

このスタジオはテレビ番組の制作に使われ,365 日 24 時間休みなく運用されますので,信頼性と LAWO のデザイン・ポリシーが慎重に吟味されました。

小型で柔軟性が高く多機能な『mc² 56』はパワーと使い易さを組み合わせたものですが,フラッグシップの『mc²66』コンソールは 888 の DSP チャンネルと 144 のサミング・バスをサポートします。『Nova 73 HD』は RAVENNA,AES3,MADI,ATM-1 の各インターフェイスを介して利用可能な 5120×5120 の入出力をコンパクトな 7U の筐体内に納めています。5 枚の DSP カードを搭載した『Nova73 Compact』は『mc²』シリーズ・ミキシング・コンソールとの組み合わせで 600 以上の DSP チャンネルを提供します。

「大阪の施設を訪問して,『mc²56』と『mc²36』が YTV さんの放送インフラとワークフローといかに上手に一体化されているかに感銘を受けました」,と LAWO の北東アジア担当セールス・ディレクター Gregor Erlitz。「YTV のスタッフの方々が私たちの製品を使って作業することを選択されて嬉しく思いますし,この新しい『mc²36』が日本の放送業界のお客様の中で地歩を確立して行くにあたって当プロジェクトは重要なステップだと信じております」。