2015-11-24

LAWO,NY での AES コンベンションでの AES67 相互運用性デモをサポート

NYCにおける第139回AESコンベンションでは,先頃結成されたMNA(Media Networking Alliance)が新たなAES67相互運用性規格に基づく音声ネットワーク化の初の公開デモンストレーションを行いました。それはAES67を介して同じネットワークでライブ音声をストリーミングして18社から現在入手できる22の製品間の相互接続性を示すものでした。

各メーカーが用いた異なるネットワーク・プラットフォームに対するAES67独自の機能拡張が数々の製品間でのデジタル音声の交換を可能にしました。

LAWOが提供したのは小型放送用ミキシング・コンソール『sapphire』,ソフトウェア・アプリケーション『JADE Studio』,そして新製品のAnalog-to-IPインターフェイス『A__mic8』を含むRAVENNAベースの機材です。

AES67はユニキャスト(一対一)およびマルチキャスト(一対多)の音声伝送の両方をサポートします。展示された技術は主にマルチキャストのコンフィギュレーションでしたが,メーカー独自の考案や制御およびモニタリング機能がAES67音声相互運用性を増強して,同じネットワーク上に共存できることを示しました。デジタル音声信号は,ALC NetworX,Archwave AG,Axia Audio,Digigram,DirectOut,Focusrite,Genelec,Lawo,Merging Technologies,QSC,Solid State Logic,Telos Systems,Yamahaの各社の製品間でシームレスに相互交換されました。すべての機材はイーサネット・スイッチ1台を介して標準的なネットワークに接続され,LAWOの小型コンソール『sapphire』上にモニタリング可能なソースとして現れました。

「LAWOはこのIPネットワーク内での音声のルーティングと管理のための業界に広く開かれたオープン・スタンダードをごく初期の段階から強く支持してきています。MNAは実践的で業界全体にわたるAES67の導入を実現するための優れた機会を提供しました」とLAWOのマーケティング・ディレクターでMNA委員でもあるAndreas Hilmerは語ります。「IPベースのインフラストラクチャーへの移行をサポートするために全メーカーの皆様にはこれに参加して各社それぞれの顧客のための最良のソリューションとして相互運用性とオープン・スタンダードを採用することを強くお薦めします。LAWOはこのゴールを達成することに傾注しており,当社の全製品にわたってAES67対応を進めることでMNAの戦略をサポートします」。

RAVENNAについて
RAVENNAはIPベースのネットワーク環境における音声やその他のメディア・コンテンツのリアルタイム分配のための技術です。RAVENNAは標準的なネットワーク・プロトコルおよび技術を用いて既存のネットワーク・インフラ上で動作することができます。RAVENNAは低遅延と完全な信号トランスペアレンシーと高い信頼性を備え,AES67との完全な互換性を有し,プロオーディオ市場の厳しい要件に応えられるように設計されています。
RAVENNAは主にプロフェッショナルな放送市場をターゲットとしていますが,ライブ・サウンドや固定設備やレコーディング等のプロオーディオ市場の他セグメントにも適しています。考えられる用途分野には次のようなものがあります(これに限られるということではありません):放送局,劇場,コンサート・ホールやその他の固定設置における構内信号分配,会場やライブ・イベントでの柔軟なセットアップ,OBバンのサポート,WAN接続全体にわたる施設内リンク,制作および録音用途等です。