2016-05-10

LAWO 機材搭載の Viacom 社新モバイル・ユニット「Atlas」,ライブ中継で活動開始

OB 車両に搭載された中では最大の『mc²66』オーディオ・コンソールが「Viacom Media Networks Music and Entertainment Group」の最新のリモート制作ユニット「Atlas」に設置されました。1 月 31 日に FOX で放送された TV ミュージカル《Grease Live!》の制作をサポートすることでこのユニットの運用は開始されています。

Viacom グループは LAWO テクノロジーを早くから採用したユーザーの 1 つで,映像用の「A ユニット」と音声用の「B ユニット」という 16 メートル級トレーラー 2 台からなる最新の「Atlas」も含めて現在,同社のモバイル音声制作ユニット 5 台に LAWO 社コンソールが搭載されています。この新たにインストールされた LAWO『mc²66』コンソールは 48 フェーダーを持つメイン・セクションを中央のミックス位置に配置し,さらに 16 フェーダーのベイを 1 基ずつ左右両翼に備えていて全体を 80 フェーダーのミキシング卓として使ったり,あるいは 16 フェーダーのベイを増員された音声技師がエフェクトやレコーディング用のフィード等の作業を管理できる補助ミックス位置として使うことができます。このシステム・インフラは 384 チャンネルをサポートし,240 個のマイク・プリアンプを備えます。

「Atlas」の B ユニットはテキサスを本拠とする著名な音響設計会社「Russ Berger Design Group」による完全な注文設計施工のコントロール・ルームを収容します。制作トラックとしては異例の大きさのこの車両の音声コントロール・ルームはモバイル業界最大のものの 1 つですが,隣接する大きな機材保管庫も自慢です。

このコントロール・ルームとコンソールは,5.1 音声モニタリング能力を備え,個別構成できるミックス位置がを持つことが可能であり,ビデオ・フィードをモニターする 4K マルチビューワーを独創的に使用し,コンソールと DAW,エフェクト・プラグインや音声ルーティング管理等の関連ソフトウェア・ツールの様々な機能も備えています。すべての音声ルーティングが行われるこのコンソールのコアには,エミー賞を獲得した LAWO 社『Nova73』ルーティング・テクノロジーがあり,これはトラック内の複数の場所から,あるいは遠隔的にオーディオ・ミキシング・エンジニア(A1)またはエンジニア・イン・チャージ(EIC)によって制御可能です。音声システムのインフラの一部として 3 台の『DALLIS』ステージボックスと 1 台のプラグイン・サーバーも LAWO が提供しました。

Viacom 社のリモート・エンジニアリング・ディレクター Danny Walters 氏は次のように語ります:「LAWO さんとは長年にわたって良いお付き合いをさせてもらっておりますので,これは Atlas を設計するときの自然な選択でした。当社のワークフローのニーズに合わせてコンソールの仕様をカスタマイズでき,《Grease Live!》のような洗練され,また要求の厳しい制作を扱える能力のゆえ,そして純度の高い優れたサウンドが理由で,私たちは『mc²66』を選びました」。

「Viacom Media Networks さんとのしっかりした関係を継続できて嬉しいです」と LAWO 社のセールス担当副社長 Michael Mueller。「Viacom さんは文字通り一流であり,つねに自らの顧客たちに能う限りの高品質を提供しようとしています。何年間も良好な関係を続けることができていることを私たちは誇りに思いますし,Atlas によって優れた音質と革新的なデザインについての伝統は続くことを確信しています」。