2016-05-19

Audiosmith 社,セントルークス管弦楽団と DiMenna Center に LAWO を選択

マンハッタンの「DiMenna Center for Classical Music」における Audiosmith Digital Solutions, LLC(Audiosmith)の制作用に LAWO 社の 48 フェーダーの『mc²56』コンソールが選択されました。この会場の音響設計一式を行ったのも Audiosmith Digital Solutions です。

「セントルークス管弦楽団(Orchestra of St. Luke’s)」が音響的に優れたニューヨークシティー唯一のクラシック音楽専用リハーサル/レコーディング・スペースとして「DiMenna Center」を建てたのは 2011 年のことですが,最新鋭の設備を有する同所は瞬く間に音楽界全体──ソロイストから交響楽団まで──のための並ぶもののない施設となりました。「DiMenna Center」自慢の施設が「Mary Flagler Cary Hall」です。これはニューヨークシティーの中心に大規模なオーケストラ用の世界級のレコーディング・スペースを提供するべく設計された 316 平方メートルの録音用サウンドステージで,音響処理が施されたことは言うまでもなく,Steinway モデル D コンサートグランドピアノ,折りたたみ式映写幕,5.1 サラウンド・サウンド,天窓と高い天井などを備えます。

「LAWO の『mc²56』コンソールは「DiMenna Center」にとって完璧な選択でした。このコンソールとマイクプリアンプの音質は正しく私たちが求めていたもので,その清純なサウンドとダイナミック・レンジは競争相手のものよりも遙かに優れていました」,と同センター主任録音技師でアルバムや映画・テレビ・劇場の音楽プロデューサー/エンジニア/ミキサーとしてグラミー賞も獲得している Audiosmith の Lawrence Manchester 氏は語ります。氏の活動は世界的で,同氏の名前は U2 や Bruce Springsteen,Beyoncé の作品,Martin Scorsese 監督の《The Departed》,《The Tonight Show Starring Jimmy Fallon》などにクレジットされています。先頃,Lawrence 氏はオーケストラの録音ミキシングと放送ミキシングの違いについて,LAWO『mc²56』コンソールによって容易になった両用途のデモをフィーチャーしたトレーニング・セミナーの講師を務めました。同氏は話しを続けます:「映画のサウンドトラックのレコーディング・セッション,あるいは生放送のミックスをするのであっても,このコンソールのワークフローと使い易さのおかげで作業するのが楽しいです。それに,最新のIPと光ファイバー・ベースのインフラを LAWO が使っていることは,録音プロジェクトを広く見据え次世代技術を使用して柔軟で将来の約束されたデザインを作り出すという私たちの方針とピッタリと合致します」。

この LAWO『mc²56』は,George Clooney,Josh Brolin,Scarlett Johansson,Tilda Swinton,Ralph Fiennes 出演の Joel と Ethan の Coen 兄弟監督による大ヒット最新作ハリウッド映画《Hail, Caesar!》のフィルム・スコアのオーケストラ録音で中心的な役割を果たし,ブルックリンでの《Jimmy Kimmel Live!》における「New York Youth Symphony」の登場に際しても使用されました。この 48 フェーダーのコンソール以外に,コンソールの HD コアは次のものを含んでいます:280 音声チャンネルまでの DSP サポート,8,192×8,192 のルーティング・マトリクス,モノ/ステレオ/5.1 およびそれ以上のサラウンド・ミキシングのサポート,広いレンジと優れた S/N 比性能持つクラス最良のマイクプリアンプを 64 個を備えた LAWO『DALLIS』ステージボックス2台をつなぐ RAVENNA/AES67 準拠のインターフェイス。LAWO は欧州の著名なオーケストラやオペラの演奏会場の多くに音声システムを提供していることで良く知られていますが,北米における最先端音声録音の一流施設の 1 つとして「DiMenna Center for Classical Music」が加わったことになります。

Lawo Inc. セールス VP の Michael Mueller は次のように話します:「この驚くべき施設の一部となる機会を得て,また音声録音と施設設計の世界的な才能のある方々とご一緒に仕事をできる栄誉を頂けたことを大変嬉しく思っています。このコンソールと施設は追加のスコアリング・セッションにすでに使われていますが,Audiosmith Digital Solutions さんや「DiMenna Center」,そしてこの素晴らしい会場に携わる皆さんと強いパートナーシップが作られて行くことを私たちは楽しみにしています」。

Orchestra of St. Luke’s について
「Orchestra of St. Luke’s」(OSL:セントルークス管弦楽団)は米国の多才で傑出したオーケストラの 1 つで,世界的な芸術家たちとの共演や《Carnegie Hall Orchestra Series》や Morgan Library & Museum および Brooklyn Museum における《Chamber Music Series》や《Caramoor Summer Season》でのレジデンシーを含めて毎年約 80 回の演奏会を行っています。その 41 年の歴史において OSL は 50 以上の新作を委託され,175 回以上の米国および NYC 初演を行い,4 つのグラミー賞受賞作や自主制作レーベル《St. Luke’s Collection》での 7 つのリリースを含めて 100 以上の録音を行ってきています。Pablo Heras-Casado がセントルークス管弦楽団の首席指揮者を務めています。www.oslmusic.org

DiMenna Center for Classical Music について
マンハッタンのミッドタウンで「Baryshnikov Arts Center」とビルディングを共有する「DiMenna Center for Classical Music」はセントルークス管弦楽団が所持・運用しています。「DiMenna Center」はニューヨークシティーで一番のリハーサルやレコーディングそして学習の場であり,優れた音響と最新鋭の施設とリーズナブルな使用料によって高評価を短期間で獲得しています。2011 年の開業以来,Renée Fleming,Susan Graham,Itzhak Perlman,Emanuel Ax,Joshua Bell,Valery Gergiev,James Levine,James Taylor,Sting といった 400 組以上のアンサンブルやアーティストたちを含む 100,000 人以上が「DiMenna Center」を利用しています。OSL は毎年の無償コミュニティ・イベントでは近隣の家庭や学校の子供たちを大勢招待しています。www.dimennacenter.org

Audiosmith Digital Solutions, LLC について
Audiosmith Digital Solutions, LLC は音楽や映画,コマーシャル,ソーシャルメディア,シアターそしてテレビ制作業界にレコーディングとミキシングの専門知識と技術やプロジェクト・マネジメント・サービスを供給する企業でニューヨークを本拠としています。Audiosmith Digital Solutions は最新の Audio over IP インフラを用いてフルオーケストラや合唱,室内楽,ジャズ,キャスト・アルバム,またあらゆるジャンルにわたるアコースティック・ミュージック,そしてコンサートやメディア・イベントの録音を国内外を問わず提供しています。