2016-10-19

NEP Australia,新たな OB バンに LAWO 社音声/制御ソリューションを採用

「NEP Australia」社は自社 OB バン軍団の大掛かりなアップグレードの一環として LAWO の音声/映像ソリューションを採用しました。

4台の同じライブ制作ユニット(HD11,HD12,HD13,HD 14)を立ち上げることで NEP Australia 社は他のロケ制作会社の追随を許さない能力を持つ 4K OB バンを提供するオーストラリア大陸のリーダー的放送プロバイダーとして,その位置を確固たるものにしつつあります。新 OB バンのシステム・インテグレーションは NEP Australia の自社システム・インテグレーション・チームが LAWO のパートナー「Professional Audio & Television(PAT)」社から様々な機材の供給を受けて行いました。

4台の OB バンはどれも同じサイズと技術仕様を持ち,全体的な制御に LAWOの『VSM』放送制御/監視システムを採用しています。音声面については,各トラックは 64 フェーダーのLAWO『mc²56』オーディオ・ミキシング・コンソール1台と LAWO オーディオ・コア1台を備えています。

NEP Australia は OB 車両隊に Sony 製のソリューションを採用して,Sony HDC-4300 カメラと Sony MVS/XVS-8000X ビジョン・ミキサーを搭載しました。各ユニットは 28 台までのカメラを操作でき,34 人のスタッフを収容するのに十分なスペースを提供します。

Imagine Communications 社の IP3 ハイブリッド・ビデオ/オーディオ・ルーターおよび SX Pro マルチビューワー,そして 10 台の EVS 社 XT3 ユニット内のルーティングも対象としますので,『VSM』システムを用いることは NEP での全体的な制御と監視に大いに役立ちます。『VSM』はメインのタリー・システムとしても機能し,動的な UMD(Under Monitor Display)情報を提供します。洗練された KVM システムはこのような大型 OB バン運用を成功させる鍵ですが,ここでも『VSM』は IHSE 社の KVM Draco Tera システムと一体化されます。『VSM』を使用することでオペレーターは制作に先だってワークフローと設定を準備して,それらを繰り返し行う制作のために保存/呼出し,4台の OB バン間で共有することができます──これは設定のための時間を短縮するために,また競合する放送プロバイダーよりも前に立ち続けるために重要なことです。

各 OB バンの音声セクションは LAWO『mc²56』音声卓1台,8枚の DSP カードを搭載したオーディオ・コア1台,そして MADI を使って光ファイバーを介して接続されるステージボックス5台を中心に据えています。LAWO『mc²56』コンソールと『VSM』は緊密に機能して,『VSM』が音声システムのパラメーターを直接制御できるようにします。

LAWO 機材の使用について NEP Australia のプロジェクト・ディレクター Milan Milenkovic 氏は次のように語ります:「2006 年に LAWO の音声卓を初めてオーストラリアに紹介してから,私たちは新技術の先頭に立って来ています。今では LAWO の音声卓はオーストラリアでは放送業界のスタンダードとなり,現在この用途向け市場でのベストなソリューションですので,LAWO のアプローチに決めるに当たって NEP Australia 側としては何のためらいもありませんでした」。

これらの大型 OB バンは大規模なスポーツ・イベントやコンサートの制作を担当することになります。HD11 と HD12 はすでにオンエアを始めており,HD13 と HD14 は 2017 年の AFL(Australian Football League)と NRL(National Rugby League)のシーズンに合わせて来年早々に運用開始になる予定です。