2016-11-16

ハンガリーの放送サービス・プロバイダー,LAWO 機材で行動範囲を拡大

ハンガリーの放送サービス・プロバイダー「ÁSZ Bt」は自社の OB 車両隊を拡充するために先頃中古の OB トラックを1台購入し,その改修用にオーディオ・コンソールが1台必要になると,LAWO コンソールの音質と機能と信頼性を確信している同社は 48 フェーダーの『mc²56』1台と『V__pro8』A/V ツールボックス2台を選びました。

オーナーの Ferenc Ács 氏によって 1992 年に設立された ÁSZ Bt はブダペストに本拠を置き,ハンガリーで2番目に大きい OB バン運営会社です。OB3(最大で 16 カメラをサポート),OB4(最大8カメラ),OB6(最大6カメラ)に続くこの4台目のトラック,18 カメラの「OB5」はサウンド・ルームとビデオ・エンジニアリング・ルームとプロダクション・ルームを収容しています。

この強化された OB バン軍団は国内イベントを担当するだけではなく国外でのプロジェクトにも参加できる能力を高めました──国際的なイベントの複雑さは既存の OB バンが提供する以上の強力な音声ミキシング能力を必要としており,ÁSZ Bt は徹底的な市場調査と売り込み競争の結果,LAWO を選択しました。

機材購入は,ハンガリーの大手テレビ局やケーブル運営会社,地方テレビ局,ラジオ放送局,制作会社,ポストプロダクション・スタジオ等に業務用音響映像機器,システム設計,販売,インテグレーション,技術サポートを提供するシステム・インテグレーター「Rexfilm」社を通じて行われました。

「この職にあるならばつねに展開し,時流と共に動くことが重要です。Ferenc Ács さんが止むことなく新しいものを採り入れようとしている理由がこれです」と Rexfilm 社のプロジェクト・ディレクター Gábor Csapó 氏は語ります。「リダンダンシーのコンセプトや『mc²56』の機能や魅力的な価格ゆえに LAWO は選ばれたのです」。

この新しい OB バンは Sony Professional の HDC-1700 光ファイバー・カメラ・システム 10 台も搭載して,最新鋭の撮影が可能です。

「カメラの購入が完了してからサウンド・システムの問題に取り組み,長く慎重な検討の結果,音声の取り扱いには,96 の音声チャンネルをサポートし,5.1 チャンネル・ミキシングを提供する DSP ボードを1枚備えた 48 チャンネル(16-16-16)の『mc²56』が選ばれました」と Csapó 氏。

「私たちが生活して働くヨーロッパのこの地域では,そして西側の国々ではなおさら,このサービスに真剣に取り組んでいる大手放送局さんはほとんど LAWO コンソールを使っていますので,ÁSZ Bt は LAWO を選びました。LAWO は広く受け容れられていて,コンソールを知る良いプロフェッショナルを見つける確率が高いですから,LAWO コンソールは私たちのサービスを国際的な市場へ広げるのを手助けしてくれます」と Ferenc Ács 氏は説明します。

「OB5 を作って機材装備する際の私たちの留意点は,国際的なイベントで作業できる資質を与えることにありました」と氏は続けます。「サウンド・システムとインターカム・システムの信頼性が重要です──3つの DSP パネルと3台のステージボックスを持つ LAWO『mc²56』,そして RIEDEL のインターカム・ソリューションと組み合わせた追加の LAWO『V__pro8』プロセッサーは,セットアップが変わっても高い柔軟性を与えてくれるシステムです。このシステムと LAWO のサポートを得て,私たちは期待に応えることができると信じています──そしてそれは大きな安心感です。私たちのお客様が私たちと仕事をするときに同じ安心感を持って頂きたいと思っています」。

この OB バンの初舞台は華々しくもパップ・ラズロ・ブダペスト・スポーツアリーナからの《柔道グランプリ》の中継放送でした。それ以降,ÁSZ Bt はこのトラックとその音声機材の能力を一連の大小の制作で試験しています。その中にはハンガリー国立歌劇場でのアメリカのロック・オペラ《Rocktopia》のレコーディングがありました。この制作では OB5 の CableCam-Systems 3D(Spidercam に似たもの)がサラウンド・ミックスと組み合わせて使われ,見応えのある映像を提供しました。現在,OB5 はさらなるスポーツ・イベントやコンサートに取り組んでいます。

「私たちが考えた代替候補と較べて LAWO システムは決して廉価な選択肢ではありませんでしたが,提供される数多くの長所や利点を考慮して私は LAWO を選びました。この先,私が正しいことが証明されると信じています」と Csapó 氏は話しを終えました。「競合相手もあり,費用もやや高めだったのにもかかわらず Ferenc Ács さんが LAWO と Rexfilm を選んでくださったことを誇りに思います」。