2016-12-14

ロシアのラジオ/テレビ局での LAWO 機材

現在,全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社(VGTRK)ではロシア政府による地域 TV インフラの現代化プログラムが進行しています。これはこの8年以上続いているプロセスです。

2013 年にロシア連邦のリーダー的システム・インテグレーター「OKNO-TV」がニュースルームのコンピューター・システム,RCS と MAM,集中スイッチング・ルーム,地域チャンネルのコンティニュイティー・スイートを含む地方のニュース・スタジオ制作施設のシステム設計に参画しました。

実際の基本的システム・ソリューションは VGTRK のロシア地方テレビ活動チームによって作られ,その後,最も進歩してコスト効率の高いソフトウェアおよびハードウェア製品と自社のサービスを提案する形で OKNO-TV が最終的なシステム設計を策定しました。2014 年に OKNO-TV はロシアと CIS のシステム・インテグレーターと協力して最終的なシステム・ソリューションをロシア中の 37 のテレビ局にも設置しました。2015 年には OKNO-TV はチーフ・システム・インテグレーターとして機材納入業者の SPRO,PTSYS,VIDAU と共に 23 の地方局への追加導入を実施しました。

システム設計の過程で OKNO-TV は,極めて信頼性が知名度の高い最新鋭の製品なので LAWO 社のハードウェア・ソリューションをプロジェクトに組み込むことをロシア地方テレビ活動チームに推奨しました。LAWO が現代の音声機器市場のリーダーの一人であることと以前に行ったこのロシアのテレビ放送局への LAWO 製品の設置が上首尾だったことに基づいて,この提案は採択されました。

2014 年と 2015 年には『sapphire』コンソール,様々なインターフェイス・カードを内蔵した『DALLIS』マトリクス,そしてコンパクトな『crystal』オーディオ・コンソールを含む LAWO 機材のセットが各地域に納入されました。どちらのコンソールも地方局での音声制作の多種多様な技術的プロセスに適しています。LAWO『V__pro8』製品も,外部回線の同期とロシアの地方局にはなお存在する外部 SD ビデオ信号のアップコンバージョンを制御するために,フレーム・シンクロナイゼーション機能を持ち映像と音声を結び付ける効率の良い装置としてシステムに組み込まれています。

LAWO 製品──現在のところ『sapphire』14 台,『crystal』50 台,『V__pro8』62 台──はロシアのテレビ/ラジオ放送局の 45 以上の地方支局に設置されています。2015 年と 2016 年の制作運用の実績によって,設計の開始段階で推奨された LAWO 機材の有用性,機能性,信頼性の高さを確認することになりました。LAWO 社機材を用いることで,地域のテレビ/ラジオ局はワークフローの柔軟さを高め,起こりうる制作の変化にも対応できる陳腐化しない技術ソリューションの利点を日々の運用でも感じています。