2018-05-02

NEP Sweden,TV4の新しい音楽番組にLAWO製品を採用

TVエンターテインメント/音楽番組やOB車両の音声要件に長年関わってきた「NEP Sweden」社は,ストックホルムにある3つの自社スタジオに,スウェーデンのテレビ局「TV4」の3月に始まった新しいライブ音楽番組《Stjärnornas Stjärna》(Star of Stars)に備えて恒久的なスタジオ・コントロール・ルームを設けました。このスタジオ・コントロール・ルーム(SCR)の中心にはLAWOの製品とシステムがあります。

1,600 m²と800 m²と167 m²のスタジオの主な目的はNEP Swedenによる金曜日と土曜日のTVエンターテインメントおよび音楽番組の生放送制作です。常設SCRを作るようにNEP Swedenを動かしたのはクライアントたちからの絶え間ない要求でした。その狙いは優れた技術と直感的な操作によって3つのスタジオを柔軟に使用することにありました。これを達成するための鍵がLAWO『mc²56』コンソール(NEPのOBバンで同じモデルが使われています)と『VSM』制御/監視システムを選択したことならびに部屋のアコースティクスのアップグレードでした。

このSCRのコンセプトと26 m²のSCRの技術的な計画はNEP Sweden社内で取り扱われ,システム・インテグレーターとして「Broadcast Solution」が参加して設置を管理しました。室内アコースティクスはシスタを本拠とする企業「Tonteknik Engineering」社のPer Sörlin氏によって設計されました。

このプロジェクトは2017年12月にLAWOに注文が出されて本格稼働し,Swedish TV4の新しいライブ音楽番組《Stjärnornas Stjärna》の開始に間に合わせて3月初旬に完了しました。スウェーデンのコメディアンやダンサーや女優やテレビパーソナリティ,そして今や「スター・ウィザード」となったPetra Medeがプレゼンターを務めるこの番組では実績あるアーティストたちが,カントリーやラテン,ハードロック,ソウル,オペラ,シンセポップ,ミュージカル,スウェーデン伝統民謡,ディスコ等,自分自身のものではないスタイルの歌を生で歌って競います。毎週,番組にはパフォーマーたちをコーチする「ジャンルのエキスパート」が一人いて,視聴者は各ラウンドでのベスト・パフォーマーを決める投票を行います──そしてシーズンの終わりには究極的に「スター中のスター」を選びます。

SCRの心臓部にある48フェーダーのLAWO『mc²56』にはDSPカード4枚が搭載され,192 DSPチャンネルと8,192×8,192のノンブロッキング・クロスポイントと96 kHz,24ビット解像度のフルリダンダントな信号経路を提供します。Wavesプラグイン・サーバーもスタジオとマルチトラック・レコーダーと再生システムからの入力を受けるために5個のMADIポートを備えるこのコンソールには組み込まれています。さらに,2台のLAWO『DALLIS』ステージボックスがこのコンソールに32のマイク/ライン入力,8つのAES入出力と8つのライン出力を提供します。

この設置は2台のLAWO『VSM』(Virtual Studio Manager)システム・サーバーと『vsmLBP-16e』『vsmLBP-17』『vsmLBP-50e』ハードウェア・コントロール/モニタリング・パネルも含みます。『VSM』のモバイル制御用の無線ネットワーク内で用いられる5つの汎用タッチスクリーン・パネルもあり,スタジオのどこからでもモニター・ウォールを設定したりショーのビデオ・スクリーン上のコンテンツを変更することが簡単になっています。エンベディング/ディエンベディングそしてリップシンクとDolby-Eエンコーディング用に5台のLAWO『V__pro8』ビデオ・プロセッサーが選ばれました。

今回の設置により,NEP Swedenのスタジオには将来に備えたオープンスタンダードのLAWOのIPベース技術と,設置した全機材に対するハードウェア・パネルやモバイル・タッチスクリーン機材からの個別『VSM』制御がもたらされ,1つのプラットフォームを介する素早い操作が可能になりました。別の番組に使われる設定は簡単に保存/呼び出し/適用が可能です。

NEP Swedenの現在のOBバン──間もなく運用開始される新たなUHD OBバンも含めて──はどれもLAWO『mc²56』制作コンソールを搭載しており,サウンド・エンジニアたちは新しいSCRに簡単に馴染むことができます。

「エンジニアたちはLAWOコンソールを操作することになれており,もう1つの素晴らしい仕事と言えるPer Sörlin氏設計の音響環境もありますので聴くのが楽しくなります」とNEP Swedenのシニア・オーディオ・エンジニアMats Bengtsson氏は強調します。「徹底的な評価の後──NEPはLAWO製品で極めて肯定的な経験をしていることと,すべてのOBバンに『mc²』コンソールを装備していることも考慮して──素晴らしい音質と柔軟性と拡張性を理由にLAWOで行くという決断が下されました。

「コンソールの人間工学的で直感的な操作やその豊富な機能とクリアなサウンドのおかげで,新しいスタジオ・コントロール・ルームはエンジニアたちにとってとても居心地が良いようです」と氏は付け加えます。「サポートも私たちにとって大きな検討事項でしたが,LAWOさんはこの点に関しても素晴らしかったです」。

「お客様のために,優れた音質と信頼性を提供し,制作に必要な当社スタジオを使うに際して柔軟性と効率の良さを与えてくれるようなシステムを私たちは探していました」とNEP Swedenのテクニカル・ディレクターJens Envall氏。「そしてそれはLAWOにあることを見出したのです」。

LAWO社北欧担当VPのJarle Felinが次のように付け加えます:「LAWO機材を選ぶことでNEP Swedenさんが当社への信頼を再度明らかにしてくださり,またセールス前後の当社のサービスにもご満足頂いているとのことでありがたいことです」。