2018-06-19

LAWOのラジオ・コンソール,業界初でSMPTE 2022-7規格を採用

ラジオ局のエンジニアたちが何故テレビ伝送のために開発された規格に関心を持たねばならないのでしょうか? それは,ラジオがAoIPスタジオ・システムにますます依存するようになっており,重要なリアルタイムのデジタル音声の配信を確保すべくIPネットワークが予期せぬ出来事を取り扱う方法をSMPTE 2022が決定しているからです。

「ラジオは信頼性を必要とします」とラジオ・オンエア担当シニア・プロダクト・マネージャーMichael “Catfish” Doschは語ります。「AoIPはラジオに変革をもたらし,ネットワーク信頼性を成功のための大切な要因としました。ネットワークが故障したら商売は即あがったりです。これこそ何故LAWOが『mc²』プロダクション・コンソールですでに実施済みなようにSPS用のSMPTE 2022-7規格をラジオ・ミキシング・コンソールのシリーズに実装することに先鞭を付けたかの理由です」。

SPS(Seamless Protection Switching:「ヒットレス・マージ」としても知られています)は独立したネットワーク経路を介する二重の同一音声ストリームのAoIP同時伝送を可能にし,メイン・リンクが万一途絶した場合のバックアップへの即座で気付かれることのない切り替えを提供します。

「テレビ放送局はネットワークのリダンダンシーを厳しく求めて来ています。そしてこのSMPTE規格は洗練されたソリューションを提供します」とDosch。「しかしリダンダントなネットワーク化はテレビにとって有用なだけではなく,ラジオ放送局にとっても極めて重要です。ネットワークの信頼性は生放送のラジオにとって第一番に片付けるべき仕事です──予想外のネットワーク問題が絶対に放送中断につながらないように支援すべく,私たちはSPSを当社のコンソールに追加しました」。

『Ruby』と『Power Core』は標準機能として『Radio Software v6.0』でSMPTE 2022-7を実装する世界初のラジオ・コンソールです。『Ruby』および『Power Core』向けのSPS以外に,『Radio Software v6.0』アップデートはミキシング・コンソールや『VisTool GUI Builder』ソフトウェアやLAWOの『OnAir Designer』コンソール・カスタマイゼーション・ツールといったLAWOのラジオ向け全製品に対するいくつものユーザー・インターフェイスと機能の強化を含んでいます。