2013-02-15

The bet is on!

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ABS supplies Lawo Equipment for “Wetten, dass ...?”

レンタル会社「Audio Broadcast Services(ABS)」はフリードリヒスハーフェン,ウィーン,ブレーメン,ハレ/ザーレ,アウクスブルクで開催予定の《Wetten, dass ...?[賭けますか?]》ショーにおける SR 及びモニタリング業務用に LAWO 社製の機材を提供することになりました。同社は 2013 年 1 月 19 日にドイツの公共 TV チャンネル「ZDF」によって放送されたドイツのオッフェンブルクにおける直近のショーに機材を提供しています。

オッフェンブルクで用いられた機材の中心にあったのが 240 の DSP チャンネルと 4 台の DALLIS ステージボックスを備えた 64 フェーダーの『mc²56』(16 フェーダーのエクステンダーを含む)でした。現地に派遣された ZDF の OB バンは『mc²66』を搭載する他に LAWO ハードウェアも用いており,OB バンの『mc²66』コンソールを『mc²56』に接続することによって,ジングルを挿入するといったさらなる放送操作が可能になりました。ABS は Matthias Paha 氏が監督したこのショーではホールの SR システム用に光ファイバーの配線も提供しました。

mc²56 を用いた SR
ZDF は同局の OB バンで何台かの『mc²』シリーズ・コンソールを使って来ていますが,ライブの SR や豪華なショーのミックスのモニタリングに LAWO 社のコンソールを使うのは今回が初めてでした。『mc²56』によって拓けた新たな可能性によって ZDF のチームは何年間もかけて作り上げてきた SR についての考え方を改める必要が出てきました。

近年《Wetten, dass ...?》のような大がかりなテレビ番組の技術要求も相当に高まり,このような変化には特に使われるマイクの数が膨大に増えたことがあります。さらに,巨大化するセットのためにショーをコンベンション・センターや多目的ホールで設営する必要がますます多くなり,音響に関しては作業環境が特に難しくなりました。その上,スタジオ照明やその冷却ファンやその他の機材も使うために,このような会場でのアンビエント・ノイズのレベルは比較的高いものです。それにも関わらず,放送フィードは影響を受けずにクリーンであり続ける必要があります ── これは注意深く聴くことにたよる賭けを含んでいる番組部分にとっては特に重要であり,また難しいところでもあります[訳注:例えば目隠しをした酪農家が自分の牛かどうかを牛がリンゴを噛み砕く音だけで判定できるかどうか]。

同様に難しいのが異なる舞台エリア用のモニター・ミックスです。SR のこのような複雑な面がなければ,例えば司会者や賭けのスポンサーや参加者たちの間や,リモート・ユニットと解説者の間のリラックスした会話は不可能でしょう。

SR のエリアは明確に定義されたゾーンに再区分され,そこでは個々のホールの要求に応じた仕様を持つ色々な種類のスピーカーが使われます。ショーのプレゼンテーションに最近行われた進化にはスピーカーに組み込まれた可動式の脚部やワイヤレス制御があり,これも異なるゾーン用に設定されます。WLAN 接続用にすべてのコンポーネントは監視され,必要と見なされたときには放送中に構成を変更することができます。

LAWO コンソールが提供するルーティング能力,例え非常に複雑なセットアップのものであっても明確な全体像,そしてコンフィギュレーション能力,これらすべてが FOH/モニター・コンソールのサウンド・エンジニアには恩恵となります。HD コアと『DALLIS』I/O フレームを用いることで,個人的な好みに基づいてこのコンソールを手持ちのタスクに適応させることもできます。