2009-11-20

At the cutting edge

“B5 aktuell” installs consoles and routing matrices from Lawo.

伝説的なラジオ・コメンテーターたちによるスポーツ・イベントからの生リポートは「B5 aktuell」の強みの1つです。1991 年にバイエルン放送(Bayerischer Rundfunk,BR)が始めて以来ドイツのラジオ界で欠くべからざる役割を果たしてきたこの情報チャンネル独特のものといえばこの他に 15 分毎に放送される交通情報を特徴とするニュース番組や様々な出来事の背景リポートがあります。

A demanding project
「B5 aktuell」が使用しているミュンヘン放送局内の「制作及びオンエア・コンプレックス」(PSK)の改装プロジェクトに関しては,建物全体の内部が撤去されて最新の機材と什器が備え付けられます。

技術的及び編集上のワークフローや技術機材の機能も改装後に元の状態に戻されることになっており,試験運転と職員のトレーニングを含む運用開始は遅くとも 2010 年 12 月 12 日に完了するものと計画されています。第一段階として「B5 aktuell」の運用と編集オフィスは一時的なスタジオ環境に移転されます。その後,既存の建物と組み込まれていた技術機材が完全にアップデートされます。

新規コンソールとルーティング・マトリクスについてはバイエルン放送は LAWO 製品を使います。20 台の『crystal』コンソール(4 フェーダー装備)と 4 台の『zirkonXL』コンソール(16/24/32 フェーダー装備)と 1 台の『Nova17』ルーティング・マトリクスが 2009 年 12 月までに供給されます。20 台の『crystal』コンソールのうち 6 台は暫定的なソリューション(つまり一時的なスタジオ環境)で使われますが,残りの 14 台はミュンヘンの放送センターの既存の部屋に恒久的に設置されます。『zirkonXL』コンソールは内蔵ルーティング・マトリクスとオンエア・コントロール・ルーム用の視覚化ソフトウェア『VisTool』を特長としており,『Nova17』はリダンダントなマスターカードを備えた集中的なプログラム・マトリクスとしての役割を果たします。

このプロジェクトの技術的に面白い点は PSK の接続とマスター・コントロール・ルーム内の『Nova73 HD』に対する暫定的なソリューションで,その他の難しい点として制御信号のネットワーク化(例えばインターカムの)と音声信号のネットワーク化がありました。『zirkon』コンソールを備えたすべてのオンエア・コンプレックスに関する独特のものとしてはエラー・メッセージがあった場合に LAWO 機材から運用センターに直接送られるアラーム信号があります。

これらの新規設置に関して,バイエルン放送の放送技術計画担当グループ長 Wolfgang Linster 氏は LAWO 製品はもう長いことバイエルン放送の制作及びオンエア・コンプレックスの音声技術機材の欠かせない一部になっているということを指摘しています。

“B5 aktuell” について
“B5 aktuell” はバイエルン放送の情報チャンネルです。このラジオ局は 24 時間体制年中無休で 15 分毎にニュースを放送しています。ニュース番組の間に,掘り下げた情報,政治的な背景の解説,そして B5 Bayern や B5 Kultur,B5 Wirtschaft,B5 Sport(特にスポーツ・イベントのライブ・リポート)が,株式情報や気象や交通情報と同様に,決められた時間に放送されています。