2008-10-13

Betamobil goes HD

Betamobil’s first HDTV OB truck equipped with Lawo mc²66.

18 年後,ドイツの統一は今年とうとう成人式を迎えました[ドイツは 18 歳が成人年齢]。ベルリンは今年の統一記念日をブランデンブルク門での 3 日間にわたる祭典と「ファン・マイル[パブリック・ビューイング]」で祝いました。10 月 3 日の夜,祭典はドイツのポップ・バンド『Die Prinzen』『Ich & Ich』『Scooter』『In Extremo』等がブランデンブルク門の舞台で演奏する無料コンサート(RTLII によって放送)で最高潮に達しました。同時にこのコンサートはベルリンのテレビ・プロバイダー「Betamobil」社の新しい OB トラック(LAWO『mc²66』コンソールを搭載)である「HD5」の初仕事でもあったのです。

この『mc²66』は 24+8+16 フェーダーを持ち,8,000 × 8,000 クロスポイントのルーティング容量を提供します。オーディオ・ルーターがコンソールに組み込まれていますので,ルーティング・マトリクスを追加する必要はありませんでした。このコンソールはコントロール・カードと PSU と,コンフィギュレーションによっては,192 DSP チャンネルのリダンダンシーを提供します。Betamobil 社のテクニカル・ディレクターである Thomas Busch 氏によると,購入の決断へと至らせたのはコンパクトなフレーム内に盛り込まれている豊富な機能だったそうです。このコンソールは優れて柔軟に使用でき,構成の変更が簡単に行えますので,彼等の OB トラックの広範な用途から来る要求事項に最も良く応えることができます。Thomas Busch 氏は簡潔にこう言います:「『mc²66』は全部入りの便利ツールです」。そしてプロジェクトについての締めの言葉として付け加えます:「初めて接触したときから『mc²66』を使っての最初の制作まで,LAWO チーム全体とは極めて実り多い共同作業をうまくできました」。

Betamobil 社が自身のシステム・ハウスを使って OB トラックを作らせることも含むこのプロジェクトは 1 年半を要しました。この車両は「あとはラックにものを取り付けるだけ」の状態でベルリンに到着し,そこで Betamobil 社が内装を完了させました。このトラックの全長は 12 メートル,重量は 26 トンで,12 台のカメラを装備しています。可動式側壁のおかげで,このトラックは 17 の作業空間を提供し,そのうちの 3 つがオーディオ・コントロール・ルーム内にあります。2 台の光ファイバー式ステージボックスのおかげで全音声信号の取り込みを完全に統合することができました。

Betamobil 社について
1994 年以来,Betamobil 社はあらゆる種類の ── 特にニュース,屋外イベントやスポーツ(例えばドイツの放送局グループ ARD 向けのウィンター・スポーツの放送)── テレビ制作および生放送設備を提供してきています。サービス内容は 12 台までのカメラを用いたライブ制作や収録,制作現場でのモバイル編集室の提供,ENG チームの派遣から衛星中継,DVD 制作やビデオ・プロジェクター機材に及びます。