2010-07-08

Worldwide broadcast of heavy metal gig with Lawo console

Remco_Deckers_2_web.JPG

mc²66 used at Sonisphere for live ‘big four’ broadcast to 800 cinemas around the world.

2010 年 6 月 22 日,ヘビーメタル・ミュージックの「ビッグ 4」(Metallica,Megadeth,Anthrax,Slayer)がブルガリアはソフィアの Vasil Levski スタジアムに登場し,そこから LAWO『mc²66』コンソールがこの歴史的なショーを全世界のシネマへと伝えました。

Cinevideogroup のドイツの姉妹会社 nobeo が NOBEO1 OB トラックを提供し,搭載されている LAWO『mc²66』コンソールを使って英国人サウンド・エンジニア Tim Summerhayes 氏(Red-TX 社)がこのショーをライブで 5.1 にミックスし,別に設営された 5.1 ミックスルームでは Huub Lelieveld 氏が EVS 出力を世界中のシネマでの観衆のためのバックステージ・インタビューを含む番組へとミックスしました。

Summerhayes 氏は Nobeo 社の Remco Deckers 氏と一緒にケルンで 2 日間のプリプロダクション作業を行い,この2人が協同して EQ やゲートやエフェクトを準備してショー当日に時間を節約するためのスタート・ポイントとしてのシステムを作り上げました。

「『mc²66』は非常に簡単に素早く作業できます」と Deckers 氏は言います。「インターカム・パネルをつないでこの卓を使ってパッチできますし,何でもルーティングできます。これは VSM(Virtual Studio Management)と完全に入れ替え可能ですし,ビデオとオーディオを非常に柔軟に一緒に作業できる。こういうところが LAWO はすごいです。」

3 系統の異なる PA システムからマイク・スプリットを得るのに光ファイバーで接続された 3 台の LAWO ステージボックスが用いられ,LAWO のスナップショットは関連マイク入力をミックス・チャンネルにルーティングするのに使われ,ミックス・チャンネルには Summerhayes 氏が腕をふるいました。

「この LAWO には盤面上に 48 チャンネルがあるのが良いです。というのもこの制作では全バンドからの入力が 1 つのレイヤー上に乗ったからです」,と Summerhayes 氏は説明します。「これで操作が簡単になりますし,下のレイヤーをシステム制御やエフェクト・センドやリターンや観客の反応に使えるということを意味します。」

『mc²66』コンソールは,メインフレームのコミュニケーション・ボックス,あらゆる入出力,AUX,エフェクト,EQ,ダイナミクス,そして膨大な量の MADI ストリームからなる全部で 270 チャンネルを使用しました。

「音質的にもこれは優れた卓です」,と Summerhayes 氏は付け加えます。「非常にスムーズですから EQ とダイナミクスが本当に気に入っています。このコンソールにはソフトニー・コンプレッサーも搭載されていますが,これ本当に大好きです。私は以前に『mc²66』を 3 回か 4 回しか使ったことがありませんけど,この卓には限界が見つかりませんね。」

このコンサートは米国や南アフリカ,南アメリカ,全ヨーロッパにわたる 800 箇所のシネマへ生放送されました。最多のシネマ・オーディエンスはメキシコ・シティーで,驚くべきことに 6,000 人がこのショーを楽しんだということです。DVD と Blu-ray も近日中にリリースされる予定です。