2009-10-12

Mozarteum goes digital

Salzburg’s Mozarteum University switches to Lawo digital technology.

ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学の歴史は 1841 年まで遡ることができ,この大学にはベルンハルト・パウムガルトナー,クレメンス・クラウス,パウル・ヒンデミット,ニコラウス・アーノンクール,カール・オルフ,シャンドール・ヴェーグのような著名な人物達の名前が結びつきます。指揮者ヘルベルト・カラヤンもこの名高い音楽大学で学びました。このような伝統を誇る場所でも,アナログからデジタルのミキシング・コンソール・テクノロジーへの切り替えは LAWO『mc²66』コンソールを設置することで成し遂げられ,より速いワークフローと施設全体にわたるデジタル接続が可能になりました。

モーツァルテウム音楽大学の音声映像技術学部長の Peter Schmidt 氏は LAWO を選んだ理由について問われると「『mc²66』は信頼できるコンソールで優れた音質を持っています。ラジオ局や劇場や演奏会場で頻繁に見かけることも確かに LAWO に有利に働いたでしょう」と答えてくれました。最近の主要な設置にはグラーツの MUMUTH,ミュンヘンの Gaertnerplatz,ブレゲンツの Seebuehne プロジェクトがあります。このコンソールの優れた価格性能比も,卓越した 5.1 および 7.1 サラウンド・オプションと並んで,導入への決断に影響したようです。さらに,この顧客の提案に従い,既存の Optocore ネットワークとこの LAWO コンソールはプロジェクトの規模内で完全に一体化されます。Zeiler GmbH 社がメイン・コントラクターとなって計画についての最初の打ち合わせは 2009 年 3 月に持たれました。このコンソールは 9 月中旬に納入され,現在,現地での最終的な確認段階にあります。

完璧なネットワーク化
この『mc²66』は演奏会の録音に使われる当大学のコントロール・ルーム A に設置されています。また第 2 の部屋(コントロール・ルーム B)は録音のポストプロダクション用の設定がなされています。この LAWO コンソールは 32 個のフェーダーを持ち,その HD コアは 144 の DSP チャンネルと 8,000 × 8,000 クロスポイントというルーティング容量を備えています。I/O システムとして機能する LAWO『DALLIS』ユニットも設置されています。このユニットは施設全体をネットワーク化するのに使われる,8 つのルーティング・システムを持つ大規模な光ファイバー・ネットワークに接続されます。

モーツァルテウム音楽大学は傑出した卒業生を輩出し続けていますが,将来売れっ子になる可能性のある音楽家達もこの先進技術に充分親しむ機会を持てるようになりました。Schmidt 氏は次のように発言をまとめています:「私たちは特に LAWO 社のプランニングとインスタレーションに関する幅広い経験だけではなく強い使命感とすばらしい協力に信服させられました。」