2011-10-26

MTV Networks selects Lawo for new remote truck

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mc²66 MKII console offers audio quality, operational ease, and flexibility for varied projects.

MTV Networks(MTVN)に同社の最新リモート・トラック「Nereus」に搭載するための新型 Lawo『mc²66 MKII』プロダクション・コンソールが納入されました。この新しいトラック(2011年の第 4 四半期中に運用開始予定)は同社のナッシュビル本社を本拠地とすることになっています。新しい『mc²66 MKII』は MTVN の制作部局の機材としては 3 台目の Lawo コンソールとなります。

フェイルセーフ運用のためのさらに進化したリダンダンシーや『mc²』ベイ・サーバー技術,MKII ルーターの新たなコントロール・システム,HD コア内でのリアルタイム DSP データ転送,そして拡張されたフレームのモジュール方式などを提供する『mc²66 MKII』は,要求の厳しいプロジェクトでもミックス・エンジニアに最新鋭のセキュアなミキシング・システムを提供できるように設計されています。MTVN の新トラックに搭載される予定のこのコンソールは 40 個のメイン・フェーダーと 8 個のエクストラ・フェーダー,8 個のセンター・セクション・フェーダー,それに 5 枚の DSP カードから出来上がっています。

このコンフィギュレーションで注目すべきは先頃導入された Extra Faders 機能が含まれていることで,これには通常は卓のセントラル・コントロール・セクションにある Screen Control モジュールに置き換わる「Short Fader Control」パネルも含まれます。この新しいアレンジは,最初の列にフェーダーをより多く,管理機能のボタンはより少なくすることでこのエリアに割り当てられた重要なミックス要素に対する制御をやり易くしています。Extra Faders レイアウトには専用ハードウェア・ボタンを必要とする色々な重要機能を提供する新たなユーザー・パネル「Screen Control」もあります。

同様に注目すべきは MTVN が Lawo Plug-in Host(LPH)サーバーも購入することです。VST タイプの音声処理プラグイン用の専用環境として設計されたこのサーバーは,ホスト録音プラットフォームを多数のプラグイン・プロセッサーに関連することの多いシステム・オーバーヘッドの問題から解放しつつ,処理済み信号の使用とルーティングにより高い柔軟性を提供しながら,同社の『mc²』シリーズ・コンソールとのシームレスな統合を容易にします。

シニア音声業務エンジニアの Marc Repp 氏は MTV Networks のために沢山のプロジェクトをミックスしており,ゲスト・エンジニアが同社のトラック内でミックスするときにはアシスタント・ミックス・エンジニアとしての役割も果たします。Repp 氏はこの新しい『mc²66 MKII』を購入して「Nereus」に搭載する決定に積極的に関わりました。氏は同社が購入するに到った経緯を語ってくれました:「この新しいトラックは主にもう 1 台の別の音声ミックス用の車両が使えそうにないプロジェクト用にデザインされています。デザイン・コンサルタントの Russ Berger 氏の設計によるコントロール・ルームがあるこのトラックは出来る限り優れた音響環境となるようにベース・トラップを備えています。ですから,これは極めて音楽指向の音声制作環境です。」

Repp 氏は話を続けます:「この新しい『mc²66 MKII』で MTVN の 3 番目の制作用コンソールになりますから,私たちにはコンソールだけではなくその背後にあるサービスやサポートについても評価する機会は十分にありました。このようなことでこの新しいコンソールの購入に到ったわけです。他の Lawo コンソールと同様に『mc²66 MKII』は使い易くて音が良いことに私たちは気付きましたし,プラグイン・サーバーは DSP プラグインをシステムに統合するという大変な仕事をやってくれます。Lawo の全体的なデザインの特にこの点はゲスト・エンジニアたちにとってきわめて重要です。というのも,彼らがトラック内でミックスするときに使うのに慣れている DSP 処理を提供できるようにするからです。」

George Epley 氏(MTV Networks の技術担当副社長)は同社の最近の Lawo 購入について次のような見解を話してくれました。「コンソールの評価を始めたとき,私たちにはいくつか期待することがはっきりしていました。私たちはかなり独特な運用をおこなっており,私たちの技術的な要求は相当にきついものです。Lawo は私たちが求めるレベルの技術を提供できる数少ない会社の 1 つでした。そして私たちの関係のごく最初からこの会社は申し分ありませんでしたね。私たちが出会ったあらゆる問題や懸念は上手い具合に解決されました。この会社が提供している反応の良いサービスとサポートを考えれば,私たちのプロジェクトに多いミッション・クリティカルな用途にも安心できる買い物だったと思います。」

写真:『mc²66』コンソールの前の Marc Repp 氏