2010-03-26

Classical Concept.

Lawo console chosen once again for NDR’s new Ü30 OB van.

過去 13 年間,北ドイツ放送 NDR の Ü30 OB バンはこの局の主にクラシック音楽の演奏会のラジオ放送を扱ってきました。搭載されているのは LAWO『mc80』です。今回,この車両は新しい Ü30 で置換されることになっており,その中心機材は『mc²66』となります——今回も LAWO 製品です。

「NDR の新しい Ü30 は音楽専用の OB バンとして使われるように設計されていて,その先代と同様にほぼクラシックの演奏会専用となります。クラシックのオーケストラ音楽の録音と生放送以外に,オペラやビッグバンドとポップ・ミュージックのコンサートも制作されるでしょう」と,この新しい Ü30 の活動範囲について問われると NDR の制作及びラジオ放送部門長 Peter Dewald 氏は説明しました。4 月にはこの OB バンは最初の制作に駆り出されることになっています。

ドライバー用のキャビンが分かれていて車軸が 3 本ある(6 輪)この新型 Ü30 は NDR の OB バン軍団内の最大のものです。これは余計なもののない「標準車両」ですが,その意図された目的のための最先端の技術を満載しています。バンの内部は 3 つのセクションで出来ています:各 1 人のサウンド・エンジニアとバランス・エンジニア用の『mc²66』を 1 台備えるコントロール・ルーム,技術者 1 人とゲスト 2 人のための音声技術コンパートメント,そして 19 インチ・ラック・マウント式の機材用のマシン・ルームです。

Proven Technology
Ü30 バンは 2 台の LAWO コンソール(『mc²66』と『zirkon』)ならびに 4 台のステージボックスを含む 9 つの『DALLIS』I/O システムを搭載します。追加の『DALLIS』フレーム 1 台が『zirkon』に割り当てられます。『mc²66』は制作用コンソールとして使われ,『zirkon』は放送用コンソールの役を果たします。さらに,5.1 サラウンド及びステレオ出力の同時処理もここで行われます。

この『mc²66』は 56 フェーダー(24-8-24)と信号処理機能満載の 192 DSP チャンネルを備え,HD コアのルーターは 8,000 × 8,000 クロスポイントの容量を持ちます。全ステージボックスは 4 本の光ファイバー・ケーブルと 4 個の Fiberfox コネクターを用いて接続されます。舞台との間の双方向のビデオ及びイーサネット接続が可能なように,2 個の大型ステージボックス用のファイバー・リンクは WDM(Wavelength Division Multiplexing)テクノロジーを採用しています。電源とステージボックス内の『DALLIS』コントローラーそして部分的に HD コア内の DSP はリダンダント設計になっています。

Ü30 バンだけではなく,シリーズものと子供向け番組の制作を担当しているハンブルクにある NDR のスタジオ 4,そしてハノーバーのマスター・コントロール・ルームもこの 2 年の間に LAWO 機材を設置しています。