2013-04-03

Networked control rooms.

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ProSiebenSat.1 Produktion relies on Lawo technology.

2012 年 12 月,LAWO 社は「ProSiebenSat.1 Produktion」社の既存設備をアップグレードすることを委託されました。付加的に,コントロール・ルーム 6 内に設置されてあった 1 台の『mc²66』ミキシング・コンソールの HD コア内の 8k ルーター・カードが全部で 5 つのコントロール・ルームをネットワーク化するためにオーディオ・ルーターとして設定変更されました ── これは,外部ルーターを購入して設置する必要性をなくしましたのでコストを低減するだけではなくスペースも節約するようなソリューションだと言えます。新たに追加されたのは各部屋が必要な入出力を確実に思うがままに使えるようにするための『DALLIS』ブレークアウト・ボックスが 3 台です。

コントロール・ルーム 8 には 144 個の DSP チャンネルを持つ『mc²56 MKII』コンソール 1 台が既存の Studer コンソールを置換するかたちで設置されました。どこに行っても同一のコンソールになるように,コントロール・ルーム 7 及び 9 内の既存の『mc²66』コンソールもそれぞれ『mc²56 MKII』に置換されました。すべての番組は HD で制作されます。「特にこのインフラ内の LAWO のコンソールは L-S-B 社の上位コントロール・ソリューション『Virtual Studio Manager』と完璧に協働して,ある種のビデオ機能も『mc²56』コンソールから制御できる点は指摘しておく価値があるでしょう」と Joachim Hentschel 氏(ProSiebenSat.1 Produktion の制作システム・ソリューション・アーキテクト)は強調します。

One control room as a blueprint for the others
2006 年にコントロール・ルーム 7 がこの建物内で LAWO コンソール(『mc²66』)を備える最初のコントロール・ルームとなりました。同年中にもう 1 台の『mc²66』がコントロール・ルーム 10 に追加されましたが後にコントロール・ルーム 9 に移されました。「Classic」ユーザー・インターフェイスを備えたこれら 2 台の『mc²66』コンソールは最新世代の『mc²56』コンソールで置換されますが,既存の入出力と HD コアのハードウェアはほぼすべてそのまま使用可能です。

現在は最も使用頻度の少ないコントロール・ルーム 9 が新しいプロジェクトのために最初にアップグレードされることになっており,これは他の全コントロール・ルームの技術計画として機能します。すべてのプロダクション(あらゆるセットアップとスナップショットを含む)はこの『mc²56 MKII』上で作られます。このコンフィギュレーションが新しくなった他の全コントロール・ルームに適用されることになっていますので,コントロール・ルーム 7 及び 8 内の『mc²56』ミキシング・コンソールは最初から本格稼働が可能です。次に控えている制作による時間的なプレッシャーは巨大ですから,移転や改装にはごくわずかの時間しかさくことができません。

同じように構成された最新世代の『mc²56』ミキシング・コンソールを備え,セットアップとスナップショットを移動できるので,あるコントロール・ルームで開始した制作作業を,別の部屋で完成させることは簡単です。制作はいつでも部屋を切り替えて利用できるコントロール・ルームを可能な限り有効に使えるようになります。このようなことで柔軟性と効率が最大限に高まります。全コントロール・ルームに同じように構成され,同一の設定を持つミキシング・コンソール(ハードウェアとソフトウェア)を備えることはサウンド・エンジニアたちにとっては慣れ親しんだ作業環境が各コンソールにがあるということで,自分たちのワークフローを変更して合わせる必要がありません。そしてデータが消えたり使用できなくなることがないということです。「『mc²56』は操作が非常に直感的で慣れるのにごくわずかの時間しか必要としません」と Hentschel 氏は付け加えます。「ProSiebenSat.1 Produktion は LAWO 社と LAWO 製品の品質や性能,信頼性,リダンダンシー・オプション,サービスに関しては良い体験しかしてきていません。LAWO さんと一緒に仕事をすると話が早いということも強調しておく価値があります:LAWO チームはいつも責任感に溢れ,直ちに素早く解決策を探し出してくれます。」