2009-05-25

Central Nerve.

Nova73 HD replaces Radio Dalian’s previous central routing matrix.

マスター・コントロール・ルーム(MCR)はラジオ局の心臓部であり,放送業務全体にとって最重要です。施設内のあらゆる音声及び通信回線からの接続はここで 1 つになり,スタジオと編集室と放送信号の処理の間の全リンクを確立します。外部の制作施設やその他の制作会社は衛星や光ファイバー・ネットワークを介してリンク可能です。

中国の遼寧省に本拠を置く大連ラジオでは,従来の技術では高まる要求に対応しきれなくなったことと未来志向の技術への要求のゆえに,LAWO テクノロジーへの投資を決定しました。特にラジオ分野の顧客を扱う LAWO パートナー Infomedia Digital Technology Co. Ltd がこのプロジェクト全体のメイン・コントラクターとして指名されました。

新しい MCR のルーティング・システム,LAWO『Nova73 HD』は Infomedia が開発したスケジューラーを含む上位の制御システムによってコントロール可能です。『Nova73 HD』と外部制御システムのこのような完璧な統合は LAWO が『Remote MNOPL』というオープンで柔軟なプロトコルを使っているために実現できたのです。現在,大連ラジオの MCR はいくつかの『DALLIS』フレームを介して 288 以上の入出力(AES,MADI,アナログ・インターフェイス)を制御しています。

このプロジェクトは 2009 年の 1 月に始まり,2009 年の 4 月までに大連ラジオのマスター・コントロール・ルームの技術的アップグレードはスケジュールどおりに完了しました。LAWO『Nova73』ルーターを設置する決断の背景にある理由は,Infomedia と大連ラジオの技術監督の方々によると,最重要なことだけを挙げると,優れた信頼性と柔軟性,性能,そして品質だったとのことです。LAWO の世界的な高評価もこの決断にプラスに影響しました。

大連ラジオについて
遼寧省の大連ラジオは 1946 年に創設され,現在は毎日 6 つの周波数でのべ約 140 時間にわたって一般的なニュースや広報番組,娯楽及びスポーツ番組,交通情報,金融情報,子供向け番組を放送することでリスナーの役に立っており,大連だけでも百万人を超えるリスナーがこのラジオ局を利用しています。近年,大連ラジオはプログラムの制作や放送,保存と伝送のデジタル化,ネットワーク化や自動化を含む自局の技術機材の更新に積極的に注力して来ました。そのため大連ラジオは今日では中国の第一級の都市ラジオ局の中に数えられています。