2009-04-01

SWR broadcasts NATO Summit with Lawo Equipment.

FÜ2 HD and SNG1 report from Baden-Baden.

2009 年 4 月 3 日と 4 日にドイツの南西部は NATO サミットと設立 60 周年記念式典のプラットフォームとなります。サミット初日の開会式はバーデン=バーデンのスパ・ホテルとカジノで催されます。

ホスト放送局である南西放送 SWR(Südwestrundfunk)はこのイベントがオリジナル音声やインタビュー,リポート,ニュースと共に全世界に放送されることを保証すべく,しかるべき技術的手段と大規模な人員を投入します。NATO サミットの放送には約 130 人のエディターとリポーターや SWR からの 250 人以上の技術スタッフが携わります。サミット中の全イベントが必ずしも予見可能ではなく,多くはセキュリティ上の理由からぎりぎりになってから発表されますので,これは複雑なタスクになるでしょう。バーデン=バーデンのスパ・ホテルの前にセットアップされる大型と小型の OB トラックに加えて,7 つの SNG 及びリポーターとカメラマンからなる 3 つのモーターサイクル・チームがいつでも素早く反応して,できる限り短時間でイベントの現場に到着できるように待機しているのは,まさにそのためです。

SWR の SNG 車両の 1 台は次の LAWO 機材を搭載しています:『Nova17』マトリクスを備えた『zirkonXL』ミキシング・コンソールが 1 台と『z4』エディター用コンソールが 1 台。『zirkonXL』はそのコンパクトなサイズに関わらずテレビ音声制作に必要な全機能を提供します。12 個のフィジカル及び 12 個のバーチャル・フェーダーを持つ 24 チャンネルは小さなスペース内で制御可能です。『VisTool』ソフトウェアが「Main」「Channel Parameter」「Multi PPM」の各ページ表示を行い,そして明確な全体像を示しながら効率の良いワークフロー指向の操作が簡単に行えるマトリクス制御も提供します。

SWR の FÜ2 HD OB バン内には LAWO『mc²66』が 1 台設置され,それはスパ・ホテルからの放送とテレビ局へのリンクに使われます。この LAWO コンソールは 140 マイク入力と 192 DSP チャンネルと 56 フェーダーを備え,リダンダントなルーター・カードを搭載するルーターは 8,192 × 8,192 クロスポイントを提供します。4 つのプログラム・フィードが利用できますので複数フィードの同時伝送が可能です。万一の故障の場合,Digidesign の ProTools を介して,プログラム及び伝送経路だけではなくモニター・システムと全 AUX センドに対してバックアップが提供されます。一人のサウンド・エンジニアが『mc²66』を操作しますが,そのユーザー・パネルは何から何まで事前にプログラム済みで,Audio-follows-Video 機能も提供します。周辺機器やフェーダー・スタート等の制御用のバーチャルな GPI を含む 170 系統の GPI が使われます。

難度は高いでしょうが,SWR のスタッフと技術機材の能力も高いです。このイベントの計画には考慮しなくてはならない沢山の変動要素があるものの,世界中の人々にはこの世界的なイベントの最良の画像と最良の音声が SWR によって届けられるでしょう。