2009-02-23

TBS chooses mc²90 and mc²56.

Lawo equipment installed in Tokyo Broadcasting System’s new OB truck.

日本の最大手放送会社 4 社(その 3 社はすでに LAWO 製品を使っています)の 1 つ TBS(Tokyo Broadcasting System)は 1 月中旬に発注した『mc²90』を 1 台と『mc²56』を 1 台,自社の新 HD OB トラックに搭載します。

ヨーロッパではよくある大規模な車両を日本の道路法規が許可していないため,日本では複雑で大がかりなリモート TV 制作には 2 台の OB トラックを用いるのはごくあたりまえです。1 台の OB トラックはビデオ出力専用で,もう 1 台が音声制作を取り扱います。この新しい TBS のトラックは日本の標準からすると極めて大型で 2 台の LAWO コンソールに充分なスペースを提供してくれます。

この OB トラックに搭載された『mc²90』コンソールは 16-8-16 フレーム内に 40 個のフェーダーを納めており,320 の DSP チャンネルを提供します。このコンソールは制御システムならびにコンパクトな HD Core カード上で LAWO の新 MKII ルーター・テクノロジーを用いるルーターも装備しており,ルーターと制御プロセッサーにフルリダンダンシーを提供します。『mc²90』のモジュラー形式のコントロール・サーフェスのおかげで中央の制御セクションの幅を狭くすることができましたが,これはトラック内で利用できるスペースが極めて制限されているときに重要です。この最適化は機能的な妥協は一切なしに操作要素の数を減らすことで行われました。この TBS の新型トラック内の 5 台の『DALLIS』フレームは光ファイバーを用いて接続され,トラックとステージ・ボックスとの間の距離を 15 キロメートルまで伸ばすことができます。

この OB トラックのネットワーク化されたバックアップとサブミキサーとして用いる第 2 ミキシング・コンソールとして TBS は 16-16 フレームに 32 フェーダーを持つ『mc²56』を 1 台発注しました。このコンソールの使用例の 1 つはステレオ・ミックスを制作することで,その一方『mc²90』でサラウンド・サウンド出力を取り扱います。この方法は『mc²90』と『mc²66』を 1 台ずつ載せたトラックを用いて制作を行っているフジテレビや NHK の OB トラックと同じです。

メイン・コントラクターとしてオタリテックが関わった TBS のこの新しいトラックは 2009 年 10 月に最初の番組制作が行われる計画が決まっています。日本では OB トラックに対する要求は特に高く,大がかりなスポーツ・イベントは敬意を持って催されますので,制作は遅滞なく行われ,そして出来上がったものも最高度の品質でなくてはなりません。

LAWO 製品は 2006 年のサッカー・ワールド・チャンピオンシップやヨーロッパ・サッカー・チャンピオンシップや 2008 年のオリンピックを含むこの数年のトップレベルのスポーツ・イベントにおいて ── しばしば困難な条件のもとで ── 自らの性能を証明してきましたが,TBS が LAWO に信頼を寄せる明確な理由はこれです。決定に至る過程において特に LAWO を推したのは OB トラックのクルーでした:LAWO を HDTV OB トラックの世界標準にしたのは信頼性と音質と柔軟性です。