2008-07-28

Strong Fin(n)ish.

YLE to provide national and international feeds in Beijing using Lawo technology.

「スーパー・スポーツ・イヤー」2008 年の次の大イベントまで残すところ 2 週間を切りました。北京オリンピックでは 28 種目の 300 の競技が行われます。この中継というマラソンに参加する放送局のひとつがフィンランドの放送局「YLE」で,北京から 790 時間(テレビに 440 時間とラジオに 350 時間)にわたる放送を行うことになっています。この難題に取り組むために YLE は LAWO 社の機材を使用します。

このシステムの中核は『Nova73 HD』ルーティング・マトリクスで,ここに 5 台のデジタル・ミキシング・コンソールが接続されます:YLE の TV 2 用に『mc²66』が 1 台,YLE の TV FST-5 用に『zirkonXL』が 1 台と YLE の Radio Suomi 用の『zirkon』が 1 台。スウェーデン語で放送する YLE のラジオ局 Radio Extrem(X3M)用にもう 1台の『zirkon』コンソールが用意され,スウェーデンのテレビ局「SVT VT」用にさらに 1 台の『mc²66』が追加されます。このように国際的相乗効果が発揮されて『Nova73 HD』のオーディオ・ルーティング容量がスカンジナビア半島の 2 ヶ国をカバーします。

YLE のシニア・テクニカル・アドバイザーでシステムの計画と LAWO 社との共同作業を担当する Matti Helkamaa 氏は次のようにコメントします:「LAWO 社はルーティングに対する非常に柔軟なソリューションを提供しています:『Nova73 HD』はすべての LAWO コンソールにつながっていますので,複数の信号を並列して扱うことができます。全部で 548 の入力信号を扱うことになるのだろうと話しをしているところです ── 極めて複雑な制作ですが Lawo 機材のおかげで簡単になるでしょう」。

YLE TV 2 用の第 1 のフィードは『mc²66』コンソール 1 台を使って北京で完全に制作され,第 2 フィードは北京で準備されてヘルシンキにある YLE のスタジオで完成されます。国際制作と国内向け制作にはそれぞれフィンランドからの約 100 人の技術および編集スタッフが関わります。北京滞在期間中に最高水準の効率を保てるように,YLE のチームは運転手や通訳や SIM カードといったサービスを提供する LAWO 社の包括的なカスタマー・サービスを利用することにしています。

YLE はフィンランドのアスリートたちをより多くとりあげるために,そしてスカンジナビアびいきの放送を行うために自国向けフィードを作ることにしました。Matti Helkamaa 氏はこの国内用フィードの責任者でもあります。最後に同氏は LAWO 社との共同作業を次のように手短に語ってくれました:「リアルタイムで進行する必要がある現代の断片化された音声制作はいつも,奮い立たせくれるようなチャレンジを課してきます。このような制作のためには柔軟なミキシングおよびルーティング・ソリューションを頼らなくてはなりません。そういう意味でも,私たちは獲得可能な最先端の技術を LAWO 製品というかたちで手にするのですから,私は嬉しいですね」。