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ATL™(Advanced Transmission Line)

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「あらゆる音量レベルでこのような解像度と音色の正確さをもたらすベースローディング・テクノロジーは他にありません」

PMCのユニークなATL™(Advanced Transmission Line)エンクロージャーは洗練されたキャビネット構造と独自開発のドライブ・ユニット,そして特許取得済みの吸音材と技法を用いて音響性能を最高水準へと至らしめました。密閉型およびポート式のデザインと比較してその利点は莫大です。

PMCの革新的なアプローチは,ベース・ドライバーの背面から放射される高めの低音と高い周波数を吸収するように入念に指定された音響材でしっかりとダンプされた長いトンネル(Advanced Transmission Line)の片側端近くにベース・ドライバーを配置するものです。ごく低い周波数はこのラインを通ることができ,前面の開口部からベース・ドライバーの出力と同相で出現しますので,この開口部は第二のベース・ドライバーのように機能します。

ATL™アプローチの重要な利点はベース・ドライバーに負荷をかけるキャビネット内の空気圧が一定に保たれることです。これは幅広い帯域にわたってドライバーの制御を維持するのに役立ち,低域の歪をはっきりと低減します。したがって高めの低音と中域のディテールが高調波歪によってマスクされることがありません。そしてその結果得られるのはPMCの特長である透明な中域,素早く襲いかかってくるかのような低域,そして驚くほどの鮮明さです。同サイズのポート式や密閉型のデザインと比較して,より小さいドライバーを持つものであっても,ATL™スピーカーは低く伸びた低域性能を,そしてより高い最大音圧レベルを提供します。

ベース・ドライバーへの負荷が極めて安定していることは出力レベルを変えても周波数応答が不変であるということでもあります。PMCのATL™スピーカーならば,必要に応じて皆の耳を守るためにごく低い音量でもクリティカルなリスニングが行えます。

ポート型や密閉型のモニターに比してATL™ベースローディング・テクノロジーは次のような利点を持ちます:

  • カラーレーションのない優れた低域の伸び
  • あらゆる音量レベルで同一な音色バランス
  • コンプレッションやリスナーの疲労がない,より高い音圧レベル
  • より高い効率
  • 正しく再現される真に正確な応答

Cabinets

眼と耳の両方を満足させる完璧なキャビネットを作ることには,最先端のコンピューター制御の機械ならびに伝統的な細工と材料に関する詳細な知識の連携が必要です。

構造的な完全性と精度はスピーカー・エンクロージャーを作る際の最重要な要素であり,PMCの全体的なデザイン・アプローチの場合,あらゆる要素は性能が高まるように検討されています。キャビネットとハウジング両方を形作る洗練されたATL(Advanced Transmission Line)は特別仕様のHDF(高密度繊維板)材の正確に加工されたパネルでできており,40 mmもの厚さののものもあります。民生用の化粧板モデルの場合,安定性と長寿命を保証すべくATL™は外側と内側の両方を化粧板で仕上げてあります。

高い接合精度が最新の接着剤と相俟って,ドライブ・ユニットが純粋で色付きのない音声を提供するための理想的な静的プラットフォームとして機能する均質的で完璧な一体構造を生み出します。

持続的な資源として管理されている森林からもたらされた世界的に最上級の化粧板のシートが手作業で選別され,キャビネットの各面が完璧な鏡映イメージを持つように組み合わせが行われ,モダンな内装と繊細でクラシカルな家具のどちらにもマッチする深みのある完璧な光沢が生まれるように繊細なラッカーで仕上げられます。

Crossovers

クロスオーバーを設計するにあたり,コンデンサーの値がまず計算され,次いで最も良い音のするサンプル──様々なメーカーから選んだ──が選択されます。

納品されると,各コンデンサーは必要とされる仕様に適っていることを確認するためにテストされ,測定結果の記録は保管されます。同じ仕様のコンデンサーのペアがスピーカーの各ペア内で使用され,それらの特性の区別が付かないようにします。

次いでコンデンサーは個別に試験・検査された軍事規格準拠のクロスオーバー回路基板に手作業でハンダ付け,ボンド付けされて固定されます。

その後,クロスオーバーは実装が考慮されますが,ただしそれはその性能特性が厳格なリスニング・テストとコンピューターによる正確な計測の両方に基づいて承認されてからです。

しかしこれはコンデンサーとクロスオーバーだけではありません。各スピーカーが確実にPMCのリファレンスの正確なレプリカとなるように各コンポーネントは同じ厳格な試験を受けます。

すべての設計要素が同じ重要さで扱われるこのホリスティックなアプローチはPMCデザインの優秀さの特徴です。これによって優れたパワー・ハンドリングと超低歪が保証され,これら2つの要因は広いリスニング・エリア全体にわたって卓越した透明さと広く三次元的な音場を楽しめるようにするのに大きな役割を果たしています。

Drive Units

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多くのスピーカー・メーカーはドライバー,どこか別の会社のドライバー,OEMデザインからスタートします。
そのようなアプローチはPMCの選択肢ではありません。
PMCの「Advanced Transmission Line™」デザインは当社のお客様が私たちに期待する高解像度の超低歪性能を達成するように,その親となるキャビネットに特別に合わせて作られたドライバーを必要とします。
その結果,PMCのドライバーは真のオーディオ・リファレンスとして信頼することのできる自然で純粋で色付けのないサウンドを生み出します。
他に何が必要でしょう?