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RIEDEL,《ヴァッケン・オープン・エア》フェスティバルに通信ソリューションを提供

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原文公開:2015-08-25

何万人ものヘヴィーメタル・ファンが集まる《ヴァッケン・オープン・エア》フェスティバルがドイツの小さな街ヴァッケンで 7 月 30 日から 8 月 1 日まで開催されました。広大なフェスティバル会場全体にわたるセキュリティや無線通信,音声映像伝送をサポートするのに必要なファイバー・バックボーンと通信インフラを提供したのは RIEDEL 機材です。主催側は RIEDEL『MediorNet』リアルタイム・メディア・ネットワークと『Artist』デジタル・マトリクス・インターカム・システム上に構築した大規模な通信ソリューションを敷設したのでした。

「世界は《ヴァッケン》とロックし,《ヴァッケン》はRIEDELとロックしてます」と,《ヴァッケン・オープン・エア》フェスティバルの創設・運営メンバーの一人Holger Hübner氏は言います。「2015年の第26回《ヴァッケン・オープン・エア》フェスティバルにRIEDELが供給した信号ネットワーク・バックボーンのおかげで,90,000人のメタルファンはショーを楽しみ,健全で忘れがたい体験が得られたと思います。RIEDELの最新鋭機材と能力の高いクルーには大いに満足していますし,将来もRIEDELでロックできることを楽しみにしています」。

毎夏,《ヴァッケン・オープン・エア》の前にはヴァッケンの小さな街は複数のステージのあるフェスティバル会場やフェスティバル参加者がキャンプできるフィールド,何千ものファンに対処するのに必要なインフラへと姿を変えます。RIEDELが2000年から供給している通信システムは4日間のイベント期間中に音声と映像の分配を担うだけではなく,フェスティバルの運営側が観衆全員の安全を確保できるようにするという重要な役割を果たします。

今年は2×640 Gbという莫大な総ルーティング容量を持つ2基の『MetroN』コア・ルーターが『MediorNet』インスタレーションの中心となり,『MediorNet』インスタレーションの良く知られた利便性にさらなる柔軟性を追加し,総合セキュリティ・コンセプトにリダンダンシーをもたらしました。10-Gbリンクを有する『MetroN』システムは2個の『MediorNet』リングの接続と,複数HD-SDI信号の伝送──ステージから制作コンパウンドへ,そして複数のスクリーンに戻る──ならびにいくかの個別IPネットワークと音声ストリームをサポートしました。

《ヴァッケン・オープン・エア2015》での9つのステージのそれぞれは巨大なビデオ・ウォールを持ち,さらに5台の自立ビデオ・ウォールが会場内に分散配置されました。各ステージからのビデオは,映像を観衆向けの「インフォテインメント」としてどのスクリーン上にも表示できるように『MediorNet』ネットワークを介して運営センターに送り返されました。各ステージにRIEDEL『Artist』インターカム・パネルとライン・レベル音声がありますので,セキュリティは気象警報等の緊急アナウンスメントを流すためにバンドに演奏を止めるように各PAミキサーに指示を出すことができます。声の案内はPAシステムを通して伝えることができ,他の情報はスクリーン上に表示できます。

リモート・コントロールされるIPベースのカメラ30台がセキュリティの監視用に会場全体に設置され,これらのカメラのデータはRIEDEL『MediorNet』ファイバー・バックボーンを介して同フェスティバルのセキュリティ・センターに伝えられました。セキュリティ・スタッフたちがヴァッケンとフェスティバル会場全体でクリアな通信を保てるようにRIEDELはほぼ700個のTETRA無線も提供しました。これらの無線は包括的な通信を確保するために『Artist』システムに直接接続されました。広大なキャンプ場をパトロールするセキュリティ車両のモバイル無線はGPSを搭載していますので,運営側は問題や緊急事態が発生した場合にユーザーの位置を即座に突き止めることができました。

作業する何百人ものクルーを素早くかつ滞りなく身分照会するために,運営側はヴァッケンの町外れにチェックイン場所を設けました。士気の高いチーム・メンバーを歓迎し,地域スタッフとライブ・イベントとの接触を保つためにRIEDELは同社の新製品『STX-200』放送グレード業務用インターフェイスを用いました。居場所を問わずにSkypeユーザーならば誰でも業務用の放送環境に取り込むことができる『STX-200』はステージからのライブ・フィードを公共のインターネット接続を介してチェックイン・エリアに伝送するのに,また制作コンパウンドとスタッフのチェックイン・エリアとの間のSkype接続を容易にするのに使われました。

「《ヴァッケン》は本当に壮観なイベントで,2005年からこの巨大なショーの一部となっていることを私たちは誇りに思います」と,Riedel Communicationsのプロダクト・マネージャーSimon Korzenは言います。「現地でのメディアやインフォテインメント,そして洗練されたセキュリティ・コンセプトへの要求に応える柔軟で信頼性の高いソリューションを《ヴァッケン》主催者の方々にお届けし,フェスティバルを成功に導くことをお手伝いできるのはとても楽しいですね」。