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AMP VISUAL TV 社,RIEDEL 機材ベースの最新鋭 OB バンを構築

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原文公開:2016-07-21

TV 放送のスペシャリスト「AMP VISUAL TV」社は様々なイベントに派遣できるヨーロッパ最大規模の映像制作用 OB バンを何台も持っています。それは厳しいオンエア要求に対する同社の理解だけではなく適応力と技術革新への要求を反映したものです。

技術革新を追求する同社は 40 台までのカメラを備え,今までなかった規模の RIEDEL リアルタイム・メディア・ネットワーク『MediorNet』に基づく,画期的な HD/4K 対応の OB バン「Millenium Signature 12」(MS12)を作りました。モジュラー・デザインと可動パーティション・システムのおかげで,MS12 は 2 つの制作エリアと 2 つの音声ミキサー,2 つのビジョン・ルーム,42 個までのモジュラー式作業スペースを備え共同運用も可能な 2 イン 1 の OB トラックに変身することができます。

同社の洗練されたアプローチは従来のルーターに代わって RIEDEL 最大規模の『MediorNet』インフラに完全に依存しています。この堅牢なインフラは,映像と音声,データ,インターカムの各信号の伝送,ルーティングおよび信号処理能力という基本的な機能を提供し,10 Gb/s ファイバー・ネットワーク上に構築したフルリダンダント・コンフィギュレーションで運用される 68 台の『MicroN』高密度信号インターフェイスと 8 台の『MetroN』コア・ルーター,3 台の『MediorNet Compact Pro』,そして 2 台の『MediorNet』モジュラー・フレームが組み合わさって分散型マトリクスとして機能します。ルーター要素をどんなワークフローや制作にとっても理想的な物理位置に持つユニークな OB バン MS12 はこのようにしてできあがっています。

「『MediorNet MicroN』は,信号伝送からフルビデオ・ルーター機能と信号処理まで洗練されたメディア・インフラを構築するにあたって,極めて高い自由度を与えてくれました」と AMP VISUAL TV 社の主任技師 François Valadoux 氏は語ります。「大掛かりなイベントを控えた私たちですが,市場は完全に IP ベースの環境に向かっていますので,陳腐化せず 100% 信頼できる柔軟なシステムを必要としています。MS12 OB バンには欲張ったゴール──特に 4K 制作を扱える能力──を設定しました。このシステムが圧倒的であることは認めざるを得ませんし,皆はこの成果を誇りに思っています。ここの 4K 対応 RIEDEL システムは次の大きなイベントへの準備を完了させています」。

RIEDEL のリアルタイム・メディア伝送/管理ソリューション『MediorNet』シリーズに属する『MicroN』デバイスによって AMP VISUAL TV 社はビデオ制作の現在と将来の要求に対処できる高い柔軟性を獲得しました。オンボードでフレーム同期とエンベディング/ディエンベディングとディレイ等の信号処理能力を持つ『MicroN』デバイスは,SDI 信号を優れて柔軟かつ拡張可能なかたちでルーティングできますので,どんな規模のシステム・アーキテクチャーにも適します。このモジュラー方式のアプローチは信号ソースとデスティネーションの近くに戦略的に配置した『MicroN』デバイスによってシステムの頭脳を分散していますので,AMP VISUAL TV 社は大規模であれ小規模であれ個々の制作の要求に対してピッタリ合った信号ルーティングを簡単に作り出すことができます。

このシステム・アーキテクチャーにバックボーンを提供するコア・ファイバー・ルーター『MediorNet MetroN』とシームレスに協働する『MicroN』は,12 系統の SD/HD/3G-SDI 入出力,2 系統の MADI オプティカル・デジタル音声ポート,1 系統のギガビット・イーサネット・ポート,2 系統の同期基準入出力,そして 8 系統の 10Gb 高速リンク『MediorNet』を含む音声・映像・データ入出力一式を備えます。『MediorNet Compact Pro』フレームが AMP VISUAL TV 社にステージボックス用の追加信号インターフェイスを提供し,『MediorNet』モジュラー・フレームがアップ/ダウン/クロス・コンバージョンを含む強化された信号処理をサポートします。ファイバー・ベースの相互接続によってトラック内のケーブルを少なくすることができ,それがスペースを節約し,全システムの重量を低減することにつながります。

「私たちはネットワーク化を最大限に進めて,信号管理へのネットワーク化アプローチと当社製品を緊密に統合することで革新的なエコシステムを構築しました」と Riedel Communications の『MediorNet』担当プロダクト・マネージャー Lars Höhmann は言います。「その結果としてすべてのものが 1 つのユニットとして協働して柔軟なシステム・デザインや接続の選択肢や機能を提供するシステムができあがりました。これはよりシンプルなコンフィギュレーションやケーブル配線の多大な低減によるさらに高い効率が得られることも意味します。MS12 はこのアプローチを完璧に証明するもので,放送の未来が輝かしく画期的な姿で今到来したことを示しています」。

先月,MS12 はスポーツ・カーの最も歴史ある耐久レース《ル・マン 24 時間》でデビューを果たしました。