REPLACE. SCALE. DISTRIBUTE.
かつては1つのファシリティに収め入れられていたものが、今ではありとあらゆる場所へ広がっています。プライベートクラウド、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウド、そしてリモートワークや分散型ワークフローが、プロダクション業務のあり方を大きく変えているのです。
このようにIP/クラウドテクノロジーがフィーチャーされている状況でも、SDI入出力のリソースを運用するニーズはまだあります。
SDI入出力の大型ルーティングシステムであるLawoの.edgeは驚くほどコンパクトな筐体に25GbEまたは100GbEを搭載し、そして何よりもユーザーがLawoに期待するすべてのルーティング機能を提供します。
.edgeは、ブロードキャストと放送機器を取り持つ画期的なデバイスなのです。
EASILY THE COOLEST HIGH-CAPACITY SDI/IP ROUTER ON THE MARKET.
LAWO『.edge』ブローシャー
今後システムのIP化が予想されるなかで、SDIルーターのリプレイスや、ローカル、分散、リモート、クラウドのインフラストラクチャに柔軟なI/Oを追加するための使い勝手の良いツールをお探しではありませんか?
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OVERVIEW
SDIルーターからの
リプレイスを容易にする
ハードウェア/ソフトウェアの
バンドルIPネイティブの仮想化された
高密度モジュラー
SDIルーティングシステムすべての入出力が
SD、HD、UHD対応コンパクトな
設置面積、軽量、低消費電力高密度IPゲートウェイ/2RUで
最大192個の
SDIコネクタを実装ソフトウェア定義/柔軟な
ライセンス機能による
アプリケーションの提供HOMEネイティブ / Ember+と
REST API対応集中型、分散型、
リモプロ、クラウドなどこれからの
放送システムの運用を想定
HYPER DENSITY AS A SERVICE
.edgeは、シンプル、柔軟性、俊敏性、経済性を念頭に置いて設計されています。ソフトウェア定義の性質上、従来のSDIルーターの代わりとして機能満載で使用することも、柔軟なソフトウェアライセンスで拡張し、高度な機能を完璧に組み合わせて提供することも可能です。.edgeなら、OPEXとCAPEXを最も効率の良い方法で両立させることができます。
.edgeのコンパクトな2RUの筐体は、SDIおよびMADI*インターフェース用のHD-BNCコネクタを最大192個搭載し、クラスタ化することで1152×1152のクロスポイントをはるかに超えるマトリックスを提供することが可能です。
Lawoが提供する大型SDIルーターに代わる製品は、IPネイティブ。SDIでは実現不可能な拡張性を持っており、パワフルで、将来性があります。
SMPTE ST2022-7冗長性を備えたSMPTE ST-2110規格が組み込まれており、 高度なエッセンスベースの処理だけでなく、ローカルおよび広域ネットワーク運用においてオーディオ、ビデオ、アンシラリーデータストリームのシームレスなプロテクションスイッチを確保します。
COMPONENTS
.edge FRAME
.edgeフレームは、プロセッシングブレードと背面I/Oプレートに二重化電源、温度管理されたエアフロー機構を装備。わずか2RUの筐体に、最大4枚のプロセッシングブレードと、48個のHD-BNCコネクタを備えた背面I/Oプレートを4枚搭載することが可能です。
静音化設計された.edgeフレームはコントロールルームやオーディオブース、撮影現場など、音に敏感な場所でも使用することができます。
.edge PROCESSING BLADE
.edgeの高密度プロセッシングブレードは、最新世代の高性能FPGAをベースに、高密度で高性能な100Gbps動作用の高帯域幅メモリ(HBM)を搭載しています。
.edgeブレードは、ホットプラグ対応で、ネットワークファブリックへの複数の接続方法に対応するように設計されています。各ブレードには、4つの25Gbps SFP28ポートと100Gbps QSFP28を2ポート搭載しており、それぞれに専用のLINK STATUSインジケータを備えています。25GbE接続が標準装備されており、オプションのライセンスで100GbE操作をアクティブ化することもできます。
LANまたはWAN経由のデバイス制御は、2つの専用SFPベースの1GbE管理ポートを介してインバンドまたはアウトバンドのいずれかに対応し、より利便性の高い方法を選択できます。ミッドプレーンコネクションは、取り付けられたプロセッシングブレードの数(フレームあたり最大4枚)を.edgeユニットに通知し、.edgeの自動電力調整と温度管理されたファンの運転を制御します。
環境を考慮して設計されたブレードのCPUモジュールは、取り外して修理したり、将来的にはよりパワフルなCPUモジュールに交換することもできます。このように、コアハードウェアは基本的に変えずに、.edgeの驚くべきスループットと処理能力を向上させることができます。
.edge REAR I/O PLATE
.edgeの高密度背面I/Oプレートは、48個のHD-BNCコネクタが装されています。1フレームに最大4枚の背面I/Oを取り付けて、2RUあたりクラス最高の192のI/Oを実現できます。
48個のコネクタはすべて、SD、HD、3G、12G SDIビデオ信号とMADIオーディオ信号*を完全サポートします。12個のコネクタは入力で、さらに12個のコネクタは出力です。残りの24個のコネクタは双方向性で、入力または出力として使用できます。
設計上、すべてのコネクタは12G**対応です。UHDへ移行する作業時には、オプションの3G UHD Gearboxing機能により、Quad-link 3G-SDIをアクティブにすることができます。同時12Gストリーム数は、ネットワークインターフェースの帯域幅によってのみ制限されます。
(*)ライセンスオプション – 今後の製品開発
(**)12Gの容量使用量は、利用可能なネットワーク容量によって定義されます。今後の製品開発に備え、すべてのコネクタが12Gに対応しています(現在、12×12Gが有効)。
Built for Real-World Users
Welcome HOME
.edgeは、HOMEネイティブクライアントとしてゼロから設計されています。これは、HOME環境で自動的に検出および登録され、ユーザーアクセス制御、不明なデバイスの隔離、セキュリティ、パラメータ調整、リアルタイムのヘルスモニタリングといったHOMEの次世代管理機能のすべてを利用することができます。
.edgeのパラメータは、HOMEのWeb UIで、アルゴリズムベースのオペレーターレベル、または詳細なパラメータにきめ細かくアクセスできるエキスパートレベルで調整することができます。.edgeの可能性を最大限に活用するために、スクリプトを作成する必要はありません。
さらにHOMEでは、ラベル、ビデオフォーマット、オーディオチャンネル、Quad-link UHDの場合は、各3G-SDI信号に関する幅広い情報を提供します。フレームシンクやディレイの設定も抽象化され、直感的に操作することができます。
物理的なソースやデスティネーションの識別を迅速化するために、各プロセッシングブレードのフロントパネルには、"CALL HOME"ボタンが装備されています。このボタンを押すと、HOMEユーザーインターフェイス内のプロセッシングブレードにフラグが立てられ、すばやく選択及び調整が可能になります。逆に、オペレーターはHOMEの専用ボタンをクリックして、処理ブレードのIDランプを点滅させ、ケーブルのトラブルシューティングを容易にすることができます。
More Control
HOMEは.edgeの制御をする最も直感的な方法ですが、すべてのサードパーティのブロードキャストコントローラがAPIを備えているわけではありません。
したがって.edgeは、さまざまなデバイス、パラメータ、ルーティング制御にEmber+プロトコル、およびLawoのVSM IPブロードキャストコントロールシステムのネイティブサポートにも完全対応します。
自動化されたスクリプト展開を使用したデバイスとパラメーターの制御には、REST APIを利用することができます。
‘UHD Link Rotate’ for Peace of Mind
業界初となる.edgeは、比類のないビデオ、オーディオ、メタデータ機能を備えたUHDシナリオを包括的にサポートします。日々多忙なオペレーターのオンサイト作業を支援するために、.edge独自のUHD Link Rotate機能は、ケーブルの接続順序を間違えた4本の3G-SDI信号を自動的に入れ替えてくれます。
2-sample interleave信号の識別子を読み取ることで、.edgeはIPストリームが生成される前に順序を自動修正し、UHD信号が予定される順序で到着するようにします。UHD Link Rotateは、オプションの3G UHD Gearboxingライセンスに含まれています。
3G UHD Gearboxing
Quad-link 3G-SDIは、3G UHD Gearboxingオプションによって追加できます。IPデータプレーンに到達する前に、Quadlink 3G信号は、SDQS(Square Division Quad Split)、2SI、4xスーパースローモーションをサポートするために、4つの別々のIPストリームではなく、透過的なシングルラスターストリームに結合されます。これにより、ネットワーク上のマルチキャストアドレスの負荷が大幅に軽減され、デスティネーションでの再同期の問題を回避することができます。
4つの3G信号のST2110-40アンシラリデータはUHD IPパスで結合され、アンシラリパケットを供給したレッグを区別するための識別子が挿入されます。
出力側では、オペレーターは UHDビデオを1つの12Gまたは4つの3G-SDI出力に送信することを選択できます。UHD信号配信の柔軟性を最大限に高めるため、ユーザーは12G入力をQuad-link 3G出力に、またはその逆に再パッケージ化することができます。一方、シングルリンク12G-SDI信号入力は、ネイティブに処理されるため、ビデオギアボックスを必要としません。
3G UHD Gearboxingは、UHD Link Rotate機能に加え、出力インターフェースへのVPIDインサート(2サンプルインターリーブ、SMPTE ST352ペイロード識別)機能を搭載しています。
INSTANT DROP-IN SDI ROUTER REPLACEMENT
レガシーSDIルーティングインフラストラクチャの理想的な代替品として設計された.edgeは、長距離の信号伝送にネイティブSDI/IP変換の利便性と信頼性を提供します。また、UHDにスケールアップする必要があるにもかかわらず、既存のルーターインフラでは限界があることにすぐに気づくユーザーにとって、完璧なソリューションです。
オールインバンドル(必要なすべての.edgeフレーム、プロセッシングブレード、背面I/Oプレート、およびライセンスを含む)は、.edgeをSDIルーターとしてすぐに利用できます。このように、.edgeは設置面積、必要電力、重量など、あらゆる面で優れています。
これらの検討事項はすべて、換気要件と同様に中継車にとっても重要です。さらに、.edgeは出力と同じ数の高密度IP入力があり、左右対称です。IPゲートウェイ機能を備えた他のSDIルーターでは、これ以上ないほどです。
バンドル1:288 x 288 SDおよびHD(25Gbps)
バンドル2:576 x 576 SDおよびHD(25Gbps)
バンドル3:1152 x 1152 SDおよびHD(25Gbps)
Replace
既存のSDI機器をすべて稼働させたまま、SDIルーターを.edgeにリプレイスすることができます。ブロードキャストコントロールシステムにとって、.edge/HOMEバンドルは従来のSDIルーターのように動作します。つまり、ユーザーのUIやワークフローに変更が生じることはありません。ラックスペース、重量、消費電力を節約することにより、ワンステップで簡単にIPに移行できるメリットをすぐに感じることができます。
Scale
.edge/HOMEに移行した後は、より多くのことが実行できるようになります:ニーズに応じて拡張できるSDIルーターを手に入れたのです。要件が増えたら?ネットワークスイッチにさらに.edge I/Oを接続するだけです。
Distribute
コア・ルーティング・システムがIPベースになったら、ルーターは一箇所に一枚岩のように設置する必要はありません。それは、施設全体に分散させることができます。必要な場所にI/Oを配置し、ケーブルのコストを大幅に削減することができます。さらに、エッジルーティングのインフラを複数の施設に分散させたり、国や大陸をまたいだりすることも可能です。
SPECIFICATIONS
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